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菊池雄星がメジャーで評価・成績を上げ続けるポイントとは?

菊池雄星がメジャーで評価・成績を上げ続けるポイントとは?

菊池雄星投手がメジャーで評価・成績を上げ続けるポイントについてまとめてみました。数々の日本のトップ選手がメジャーリーガーとして活躍してきましたが…

評価を上げる選手、成績を残す選手には特徴があります。そしてそれを継続するには?

今日は菊池雄星がメジャーで評価・成績を上げ続ける為に…について書いていこうと思います。

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菊池雄星がメジャーで評価・成績を上げるには?

菊池雄星投手の日本プロ野球(NPB)での成績を抜粋すると2011年~2018年で、

73勝46敗、勝率.613、三振903、防御率2.77

と、実働8年、また体の出来上がったここ3年で42勝と言うことを考えれば堂々とした成績を残すことができるようになったと言えます(よね?)。

では、菊池雄星投手がメジャーリーグでこれまでと同じような成績、またその結果の高評価を得ることができるのか、どうすればそれを継続することができるのか考えてみます。

 

先ず、菊池雄星投手の球種を観てみると…
大まかに4つの球種で勝負をしていることが分かります。

・ストレート(約50%)
・カーブ(約10%)
・チェンジアップ(約5%)
・スライダー(約35%)

・最高球速158km(確認時点)

日本でも左投手で150kmの球速を投げるピッチャーは稀ですし、これはメジャーリーグでも同じようです。左腕の球速が速いピッチャーは貴重、バッターからすると右ピッチャーより体感で5キロ速く感じると以前聞いたことがあります。

ただ、 菊池雄星投手がメジャーリーグで成績を残すにはこの「売り」である直球が武器でありひょっとしたら急所となってしまう可能性も考えられると思います。

菊池雄星のストレートは通じるのか?

菊池雄星投手がメジャーリーグで評価されるには、つまり成績を上げて行くには…

日本で約50%投げていた、また貴重な左腕と言われる所以となっている「直球」が通じるかどうか、そしてそれが一時でなく常に武器となるかどうかが大きなポイントになると思います。

メジャーの投手は直球といっても「ムービング系」の変化のある直球が主。しかし、日本においては「純粋な」直球が主。

日本では直球でバリバリ押すスタイルだった田中将大投手、またダルビッシュ有投手含め直球の割合や使い方がメジャーに行ってからは、変化球の割合が多くなっています。

参考程度にですが、田中将大投手の2018年メジャーリーグでの投球球種で割合高いものを抜粋すると…

1、スライダー(33%)
2、スプリット(32%)
3、ストレート(21%)

と、ストレートは実に5分の1.半分以上はスライダーかスプリット(フォーク系の落ちる球)であることが分かります。

つまり!

田中将大投手も(綺麗な)ストレート主体ではメジャーの屈強なバッターに力負けしてしまう。だから変化球で打たせてとるスタイルのピッチングに変化(アジャスト)していっているわけです。

菊池雄星投手自身、入団会見で武器はストレートとスライダーと話していた通り、自身のストレートを「活かす」為にスライダーを効率的に使って、評価を上げていきたいところですね。

「左の150km投手がメジャーでも珍しい」

のであれば、それを活かすスライダーであったり、チェンジアップを有効に使えれば、ストレートもメジャーで通じると思います。

あくまで、ストレートありきではなく、それを活かす変化球ありきです。

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菊池雄星がメジャーで成績を残す最大の試練

菊池雄星投手のスライダーやチェンジアップで活かされたストレートがあればある程度の成績を残し評価を得ることもできると思います。

「右」投手で140kmにも届かないストレートで三振をメジャーでバシバシとれた上原投手もそのストレートを活かす変化球=落ちる球と、そのキレがあってこそ。

菊池雄星投手が「左」で150km出せてストレートを引き立たせる投球ができれば…活躍はできると考えることが自然です。

ただ、良く言われる通り日本とメジャーリーグでは「ボール」が違います。

調べてみたところ…

日本のボールの重さ/メジャーの重さ
約141.7g/約148.8g

日本のボールの大きさ/メジャーの大きさ
約22.9cm/約23.5cm

なんで違いがあるの??と思うかもしれませんが、規定が「これ」と決められているのではなく「この範囲で」と決められていて日本はその小さい値、メジャーはその大きい値でボールが作られているようです。

そして、メジャーのボールの方が「滑りやすい」と言った特徴がありピッチャーによって「合う・合わなう」「アジャストできる/できない」があるようです。

その結果、、、故障。「肘の靭帯」の損傷での離脱が多くなっています。

田中将大投手、ダルビッシュ投手、大谷翔平投手。みんな肘の靭帯をやってしまっています。さらに言うと、広島カープで引退した黒田投手も一緒です。

菊池雄星がメジャーで評価を上げる、成績を残すには自身のパフォーマンスを発揮することも大事ですけれど、怪我をしないことはもっと大事なのかも知れません。

まとめ

いかがでしょうか?

インターネット上を観ると、 菊池雄星投手はメジャーで活躍しない、できない。評価されないなどと言ったネガティブな表現を多くみかけますが…

私は(希望含め)、先の通り「ストレート活かすピッチングができれば」通用する、継続できると思っています。あとは…マウンドの違いでコントロールが…といった問題。これは慣れでしょうから…

頑張って欲しいものですね^^

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