
熱中症ならぬ「熱駐症」が話題になっています。対策のしようはあるのでしょうか。
読んで字のごとくですが、
駐車中の車の中での気温の問題です。
日産社が公開した動画でその危険性を改めて感じますよね。
改めて私たちにできること、
気をつけなくてはいけないことをまとめてみました。
熱駐症の対策について考えてみよう!
まず話題となっている日産社が公開してる熱駐症に関する動画を、まだご覧になっていない方はご覧ください(1分程度です)。
動画を見られる環境でない方のために内容を文字で起こしておきますね。
日中の車内、温度は26度からスタートします。外気温は32度です。
6分程度で28度に達し、15分を超える頃には30度を超えます。
40分経つと車内温度ば40分に、そして衝撃的な映像動画…
炭酸飲料のペットボトル蓋が飛んでいきます。
理科の授業で習ったご記憶あるかと思いますが、
空気が、気温が上がるにつれて膨張して破裂…ということですね。
そしてストロータイプの飲料からは飲み物が吹き出し、
1時間を超える頃には44度。
フロントに置いてあるグミなどゼラチン系の物質が「溶け」ます。
1時間半近くになると車内温度は55度に。
もうひとつの衝撃映像、子供用のクレヨンが「溶け」ます。
ここで動画の中で「熱駐症」の喚起。
【駐車中の車内温度は、70度に達することも】
…が動画の内容になります。
(何気なく設置されているチャイルドシートが超列に私たちにメッセージを残していると思います。)
ちなみにご参考までに、低温サウナ(遠赤外線)は40〜60度です。
サウナに入る時間は自分の体力と相談しながらでも長くて数十分。
熱駐症…車内の方低温サウナより熱くなり、
じわじわと車内温度が上がっていきます。つい…なんて言えない状況ではないでしょうか。
外気温32度スタートで上記実験内容、35度で70度と言われています。今真夏では37、8度に達する地域もありますので…とんでもないことですよね。
熱駐症 みんなの経験と意見。
熱駐症に関する動画を見たり、また経験を書かれている方のコメントをまとめておきます。
・昔、コーラが爆発したことがある
・ダッシュボードにクッションを置くとダニが消滅する(それだけ暑い=熱い)
・ハンドル握って火傷した
・パチンコ屋の駐車場に子供を放置って …
と、動画と同じ経験をした方から、
どれだけ熱くなるかを説明される方、毎年のようにニュースになる痛ましい事件。
この熱駐症動画で以下に危ない状況なのか
改めて感じることになりました。
それでは熱駐症の対策に何ができるか…
唯一エンジンを切った上でできることは
日光を遮断するようにフロント日除けカバーをつけること…
ですが、これは安全性を保証するものでは当然ありません。
そもそもの大前提として、
子供の放置、膨張するもの(ペットボトルなど)は絶対に車内にのこしてはいけませんよね。
言い訳はみんな一緒?
痛ましいお子さんの車内放置事件。
この熱駐症の動画を見て少しでも予防対策になれば良いのですが、
だいたい子供が被害を受けてしまう事故の親はこう言います。
「少しの時間だから大丈夫だと思った」
先の動画の通り15分で30度を超えます。
どうでしょう?
30度でも「熱中症」にはなりますし、
それがお子さんならなおさら危険ですよね。
買い物でレジが混んでいたら?トイレが並んでいたら?知り合いに会ってしまった…5分のつもりが…寝ていたから起こさないように…
パチンコ屋の駐車場で…と聞くと…怒りの感情しか出ないですね。
熱駐症の唯一の対策は
何かを車に施すことではありません。
運転手=親への注意喚起
これが熱駐症の対策として唯一にして最大の対策。急務だと思います。
日産社が公開した動画が広まり、
少しでも多くのドライバーに届くことを祈っています。
わたしたにも日々気をつけていきましょう!
Leave a comment