
メルボルン事件の真相を聞くと海外に行くことが多いタレントさんだって他人事じゃないな…と改めて感じます。
また、メルボルン事件について調べてみると冤罪で服役していた方々は「その筋」関係だったようで、裏で何かが…と深読みをしてしまったりします。
今日はメルボルン事件について調べてみました。
メルボルン事件はタレントだって他人事でない!
メルボルン事件と言われてすぐにピンと来る方、来ない方さまざまだと思いますが、冤罪事件としてメルボルン事件は有名です。
事の概要は複雑で書こうと思えばかなり長くなるので、「本当に」かいつまんでメルボルン事件について書いてみると…
・1992年6月
・オーストラリアのメルボルン空港
・日本人観光客のスーツケースから「お薬」が発見された
というもとで、5人の日本人観光客が逮捕されたというもの。
この事実だけを観れば、表題で書いたタレントだって他人事じゃないには当てはまりませんが、
逮捕された日本人観光客は犯行を否認していたことで冤罪事件として有名になっています。
と、いうのも…
この日本人観光客たちは、メルボルンに日本からの直行便で向かったわけではなく、マレーシアのクアラルンプール経由でメルボルンに向かったのでした。
そのクアラルンプールでスーツケースが盗まれた為、ガイドの方から新しいスーツケースを渡されメルボルンに向かい、、、お薬が発見され逮捕となりました。
このスーツケースが2重底になっておりそこに「お薬」が隠されており、逮捕された5人の弁護団はこのガイドが観光客である彼らを「運び屋」に仕立て上げお薬を運ばせた…冤罪、と主張をしていましたが、、、
裁判ではこのガイドを証人として出廷させることができず、またしっかりと通訳できる人間が立ち会えなかった(ここが一番のなぞ)ため、そのまま有罪が確定となりました。
つまり、たまたまこの日本人観光客が「ターゲット」になっただけであって、
私であっても、あなたであっても、当然タレントさんでもスポーツ選手であってもターゲットにされていた可能性があったということです。
異国の地で、自分の主張が上手く伝えられない状況で冤罪なのに勝手に裁判が進んでいく…たまらないですね。
これがタレントさんだったら仮に冤罪が証明されたとしても名前に傷がついてしまい、タレント生命に大きな打撃を受けていた可能性があります。
しかし、ネット上を調べてみると、この逮捕された5人に関してはいろいろとウワサもありました。
(以下、情報をまとめておきますが、事実と異なる可能性もありますのでお取扱いはお気を付けください)
メルボルン事件 冤罪?その筋の人間狙われた?
メルボルン事件の一般に知られている冤罪内容に関しては上記の通り、タレントさんであっても一般人であっても「犯人」になってしまう可能性があったことが分かります。
しかし、逮捕された5人に関してはグレーな話があったことは事実としてあるようです(Wikipediaより引用)。
メルボルン事件の当事者となった5人はもともと男性4名・女性3名のグループ旅行でした。
・勝野正治さん
・勝野光男さん
・勝野良男さん
・浅見喜一郎さん
・本多千香さん
・勝野良男さんの知人の女性Aさん
・Aさんの知人の女性Bさん
の7名で勝野良男さんが企画した旅行と言われています(勝野良男さんが3男)。
世間ではメルボルン事件は「冤罪」として知られていますが、当時冤罪を大きな力をもって訴えきれなかった理由が…
勝野良男さんが元「その筋」の人間で、公文書偽造や拳銃所持、また向精神薬所持の前科があったことで「おや?」となったことも影響をしているのではないでしょうか。
このうち、
・勝野正治さん
・勝野光男さん
・浅見喜一郎さん
・本多千香さん
のスーツケースが2重底になっており、「組織的な犯行」として企画者の
・勝野良男さん
も含めた5人が逮捕されたとされています。
当時はいろいろなウワサがあったようです(どれももっともらしいですが真実は不明)。
勝野良男さんがメルボルンを訪れる前から警察にマークされていて情報提供された…など本当にあるのか?と思われるようなウワサもありました。
日本政府側は先の通り、5人を強固な姿勢でフォローをすることはなく…
日本の外務省は「相手国に対して内政干渉になるので事態を見守るしかない」とし、救済措置を講じなかった。
引用元:Wikipedia
と、表面上聞こえの良い表現で政府としての見解を発表しています。
これが、政治家だったら?タレントだったら?有名スポーツ選手だったら?また対応が違ったのではないか?と考えてしまいませんか?
逮捕された5人の内、唯一の女性本多千香さんはこのメルボルン事件に関してテレビ番組でお話をしたりを私たちに当時の状況を教えてくれています。
企画者の勝野良男さんの知人であった本多千香さんは完全に「巻き込まれた」形になり人生が大きく変わってしまいました。
メルボルン事件の真相に関しては、本多千香さんにも分からないかも知れません。
キーマンは旅行を企画した「勝野良男さん」とクアラルンプールで替えのスーツケースを提供したとされるガイド。
このガイドがナニモノだったのか、旅行グループ、勝野良男さんとの繋がりは??気になるところですが真実が分かったとしても、、、刑期を終えた5人にとっては今更なのかもしれません。
海外渡航でこのようなトラブルに巻き込まれると言った話はたまに出てきます。
そのトラブルに巻き込まれた時、誰を頼ればよいのか、どのように対応すればよいのか…
しばらく海外旅行の予定はありませんが、緊急の場合の対処法はあらかじめ知っておいた方が良い、改めてそう感じました。
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巻き込まれ…として有名な事件ですね
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