食欲が落ちている時に無理して食事をすると、不快感を覚えることがありますね。
そんな時、外食への誘いを受けると、何か食べなければというプレッシャーを感じるかもしれません。
このような時は、食欲不振でも食べやすいさっぱりしたお店やメニューを選ぶことが重要です。
そんな時におすすめのメニューや、外食でさっぱりした食べたいものが思い浮かばない時の対策をご紹介します。
もくじ
食欲がない時の外食対策:「さっぱり」にもっていく
食欲がない時に外食に誘われたら、できれば体調を考慮して断るのがベストです。
しかし、断りにくい場合もあるでしょう。そんな時は、「今、あまり食欲がないのですが、大丈夫ですか?」と相手に伝えると良いですね。
これにより、軽めのさっぱりしたメニュー・食べ物を提供するお店を選んでもらえるかもしれません。
親しい人との外食での食事であれば、「軽めのさっぱりした料理がいい」という希望を出しても問題ありません。
お店を選ぶ際には、食べられないことで相手を不快にさせないよう、事前に自分の希望を伝えるとスムーズです。
そして、お店に行ったら、胃に負担の少ない、さっぱり、あっさりした軽いメニューや食べ物を選びましょう。
ここで、量を調節してもらえるか店員に聞いてみるのも良い方法です。
このようにすることで、無理に食べ過ぎたり、残してしまったりすることを避けられます。
食欲がない時のさっぱりとした食事の選び方
食欲が湧かない時には、どのような食事が適しているかを考えることが大切です。
ここでは、消化が良く体にやさしい、おすすめのメニューを紹介します。
特に、和食は消化に優しく、軽やかな食事の代表です。一般的に、和食のメニューは重くなく、食欲が低下している時でも食べやすいです。
シンプルな日本の麺料理
例えば、かけそばやざるそばなどのシンプルな麺料理は、食欲が落ちている時にぴったりです。
これらの麺は胃に優しく消化が良いため、選ぶのに適しています。
太い麺のうどんは胃に重く感じることがあるので、そばの方が良い選択です。重いトッピングの天ぷらや肉類は避けた方が良いでしょう。
また、日本の麺類に限らず外食でさっぱりを求める時、まず頭に浮かぶのは、独自の食感と味わいが魅力の麺料理でしょう。
日本の麺類含めて特にオススメするのは、うどん、そば、冷やし中華、和風パスタの4つです。
これらは、さっぱりとした味わいでありながら、さっと食べられるのが魅力です。うどんやそばは、温かいものや冷たいものを選べるので、一年中いつでも楽しめます。
特に冷やし中華は夏にぴったりで、たくさんの新鮮な野菜が取り入れられます。和風パスタはいつ食べてもその軽やかさが心地よく、おすすめです。
野菜をたっぷり使った鍋料理・肉もあり
次に、野菜たっぷりの鍋料理もおすすめです。
温かく優しい味わいの鍋料理は消化が良く、栄養バランスも良いので、食欲がない時にも適しています。
ただし、辛い味付けの鍋は避け、穏やかな味わいのものを選ぶと良いでしょう。
さっぱりとした鍋料理として、この他にもしゃぶしゃぶ、水炊き、湯葉鍋、湯豆腐は、その清らかな味わいで、食事を一層楽しいものにします。
重たい肉料理に代わる軽い選択肢として、しゃぶしゃぶや水炊きがあります(水炊きよりしゃぶしゃぶの方がさっぱりですね)。寒い日には、湯葉鍋や湯豆腐が体を内側から温めてくれます。
おかゆやおじやなどのやわらかい食事
固形食が難しい時には、おかゆやおじや、雑炊のようなやわらかい食事・食べ物が最適です。
これらは消化が良く、胃に負担をかけず、食欲がない時にも食べやすいです。
海の幸の楽しみ
軽い食事を外食で楽しむならば、次に推薦したいのは海鮮料理です。
寿司、海鮮丼、刺身は、日本の清涼な味わいを象徴する料理です。
これらの繊細な味は、自分へのご褒美にぴったり。価格は少し高めですが、その価値は間違いありません。
身近で軽いご飯と定食
外食で軽くて心地よい食事を求めるなら、「ご飯・定食」がオススメです。
おにぎり、お茶漬け、和定食、サラダ定食は、いつでも気軽に楽しめるさっぱりとしたメニューです。
おにぎりやお茶漬けは簡単に準備でき、専門店ではさらに美味しさを堪能できます。
特に専門店での出来立てのおにぎりは格別です。和定食やサラダ定食を選べば、様々な料理を味わいつつ、栄養バランスの取れた食事が可能です。
食欲が落ちがちな夏の食卓にぴったりの和食
和食といえば、あっさりとしたメニューが特徴です。
油を控えめに使っているため、夏に食欲がない時にも最適です。酢の物、冷や奴、あさりの酒蒸し、たまご豆腐、お刺身などは、暑い季節でも食べやすいです。
多くの飲食店で提供されており、ファミリーレストランでも楽しめます。
漬物や梅干しも、塩分を摂りつつさっぱりと味わえるのが良いですね。特に夏は、和食がぴったりです。
和食以外にも、洋食でマリネやピクルス、カプレーゼ、サラダ、冷製スープなども夏にぴったりです。
これらは軽やかで食べやすいですね。
エスニック料理もおすすめです。
ベトナムのフォーなどは、さっぱりしていて暑い季節にも食べやすいです。外食では、さまざまな国の料理を楽しむことができます。
さっぱりした肉・魚料理の選び方
さっぱりした肉料理として、豚しゃぶはいかがでしょうか。
ポン酢でさっぱりと頂け、ビタミンB1が豊富で夏バテ予防にも効果的です。豚しゃぶサラダも良い選択です。多くの飲食店で提供されています。
また、ローストビーフも軽やかで食べやすく、鉄分やビタミン、タンパク質が豊富で夏に向いています。魚料理では、お刺身や煮つけがおすすめです。
野菜を使った軽い料理のすすめ
野菜をそのままサラダで楽しむか、加熱して味わうのが一般的です。最近は健康志向や糖質制限の流行により、レストランやカフェで野菜を中心としたメニューが増えています。
特に夏バテには、栄養が豊富な夏野菜が効果的です。
トマトやきゅうり、オクラ、トウモロコシ、シソ、ゴーヤなど、夏野菜に含まれるビタミンやミネラルは、夏の暑さで失われがちな栄養を補い、夏の疲れを効果的に癒します。
外食時もそうですが、日々の食事にこれらの野菜を取り入れてみましょう。
食欲はあるけれど食べたいものが決まらない時
食欲はあるけれど(こってりしたものではなく、さっぱりしたものなら)、具体的に何を食べたいか決まらないことがあります。
これはストレスなどが原因で胃の調子が悪くなっている可能性があります。しかし、体はしっかりと栄養を必要としています。
そんな時は、柔らかくて消化に良い食べ物を選ぶのがおすすめです。
さっぱりとした温かい食事が特に良いでしょう。
先ほど紹介したおかゆやおじや、雑炊のような流動食系メニューや、軽い味付けのスープも良い選択です。
大切なのは、「消化が良く」「味が軽やかである」という点です。
まとめ
食欲がない時に外食をする場合、まずは「食欲がない」と伝えることが大事です。
そうすることで、重たい料理や油っこい料理を避けて、さっぱりとしたメニューを提供するお店を選んでもらいやすくなります。
食欲不振の際には、和食がおすすめです。
特に、日本そばや鍋料理、おかゆ、おじや、雑炊などが良いでしょう。
お腹は空いているけれど何を食べたいかわからない時には、流動食やスープが適しています。
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