レオパドライを食べない子いますか??
人口餌であるレオパドライに限らずですが、レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)やニシアフリカトカゲモドキなどが人工餌を食べてくれると餌の管理が凄い…いや…
すっごい!
楽になりますよね!
そもそもコオロギなどの虫がダメならレオパを飼うにあらず…という「真っ当な」意見もありますが、やっぱり虫が苦手な人っていると思います。
そこで今日はレオパがレオパドライを食べてくれない時に試したみたいこと、私がやってみたこと、カルシウムのダスティングは必要なのか、、、などについてまとめて書いておきていと思います^^
レオパドライを食べない?
この記事をご覧の方は「レオパドライをレオパが食べないんだけど…」と悩んだり、食べないって聞いたけどホント??といった疑問から御覧頂けているのかな、と思います。
先ず最初にですが、生まれてこのかた生餌(コオロギなど)しか食べたことがないアダルトの子をあなたが迎えて、いきなりレオパドライを与えても食べない…というのはごく自然というか当然の事、です。
おそらく鼻先にピンセットと使ってフリフリしても「プイっ」とあっちむいて食べないのではないでしょうか?これはレオパドライに限らず「当然の」反応です。
このケースではレオパドライを食べてくれる事は「かなり厳しい」と思った方が良いです。
あなただってずーっと自分にとってのごちそうを食べて大人になってきたのに、いきなりいろんなものをガチャガチャ混ぜこんだ見た事ない異国の地のご飯を出されても食べたいとは思わないですよね?
においも変な感じするし、ホントにこれ食べられるんかいな?って思いますよね。
アダルトに関しては、、、後述する方法で食べてくれるかどうか、です。
レオパヤング・ベビーがレオパドライを食べない?
アダルトと違いレオパのヤングやベビーなら「食べるようになってくれる」可能性は十分あります。
レオパドライをご飯として認識してくれれば、食べないということはないですね!
レオパのベビー~アダルト期は「腹ペコ期」である子が多く(もちろん食が細い個体もいます)、お腹が減っている時にこれまで食べたことない珍妙なものの香りでも「欲望のままに、お試しで」パクっと食べてくれる可能性があります。
その後、人口餌を食べ続けてくれるかは個体そのものの運ですが、、、
生餌しか食べてこなかったアダルト
→ちょっと腹減ってるけど、変なニオイの何かなんて食べてみる気せーへん。さっさといつものコオロギ持ってこいや…プイっ
腹ペコのベビー~ヤング
→いつもと違う変なニオイするけど、とりあえずよこせ!食べる!!んー、まあイケるやんか
(なぜかエセ関西弁ですみません)
この違いです。レオパがこのニオイ=ご飯だと認識してくれれば、今後も食べてくれる可能性は高いです。
だから小さい内から人工餌に慣らしておくことが重要なんですね!
爬虫類専門店などは頑なに生餌=コオロギで販売個体を飼育していますが、ペットショップや販売もしている葉中ついカフェなどでは小さいころからレオパドライなどで…
人工餌トレーニング
をしてくれていたりします。ただし、それでも頑なにレオパドライをはじめとした人口餌を食べない子はいます。普通に。
だから「コオロギなどの虫がダメならレオパを飼うにあらず」という意見は至極真っ当なんです。だって人口餌を食べてくれなかったら………そういうことですから。
レオパドライはカルシウム必要?
レオパドライにカルシウムのダスティングは必要かどうか、ですが。
結論を先に言うと「不要」です。パッケージの後ろに成分表が書かれていますが…
ミルワームミール、大豆ミール、でんぷん類、ビール酵母、小麦粉、シルクワームミール、海藻粉末、生菌剤、ビタミン類(塩化コリン、E、C、B5、B2、A、B1、B6、B3、葉酸、D3、ビオチン)、ミネラル類(Ca、Fe、Mg、Zn、Mn、Cu、I)
カルシウム(ca)はしっかりと入っていますのでご安心くださいね!
※一応ご説明しておくと…
コオロギなど生餌を与える時は、カルシウムパウダーをかけて・まぶして(ダスティング)与えることが正とされています。
これは生餌だけでは成長に必要なカルシウムが不足して、骨の形成がおかしくなったりボロボロになてしまう「クル病」になることを防ぐため、です。
まあ、レオパドライにカルシウムパウダーをかけるとしたら…メスのレオパが産卵前=卵にカルシウムを持っていかれる時に、カルシウムを普段より多く取らせるための補助として、ですね。
ですから、基本、レオパドライにカルシウムは不要です。
ちなみに私は一般的なものですが
こちらのカルシウムパウダーをつかっています。
レオパドライの訓練・私の経験
レオパドライをレオパが食べない、もしくは食べないとどうしよう?と不安がある方に、私が経験したレオパにレオパドライを食べさせてきた経験をご紹介します。
私はこれまで…
◆レオパ(ヒョウモントカゲモドキ)
アダルト1匹(コオロギと人工餌をたべていた)
ベビー(人工餌も食べていた)
ベビー(コオロギしか食べていなかった)
ベビー(人工餌も食べていた)
ベビー(人工餌も食べていた)
◆ニシアフリカトカゲモドキ
ベビー(コオロギしか食べていなかった)
の飼育をしてきました。ブリーダーさんや経験が長い方からしたら大したことないと思いますが、それでも「普通の人の経験」もご参考になるかと思いご紹介します。
ベビーがずらーっと多いですが、結論を先に言うと…
全員人工餌を食べてくれて、人工餌だけで飼育できています。
レオパドライではなく人口餌と書いたのは、最初にお迎えしたアダルトの子は
レオパブレンドフード
を食べていたのでそれを購入してメインで利用していたから、です。(余談ですけどこの商品のレオパ可愛くないですか??)
でも、レオパブレンドフードを食べてくれた子はレオパドライも食べてくれています^^
それでも面白いもので、その子によって「どっちが好き」と言うものがあります。もちろんお構いなしにバクバク食べるこもいますが(笑)
ベビーの中にはもともとコオロギしか食べていなかった子もいたので、適切に与えてみると食べてくれる子は食べてくれる、と思いますよ。
※もちろん全員が全員ではありません。
私は、食べてくれなかった時の為に、冷凍コオロギを冷凍庫に忍ばせておりましたが、レオパブレンドフードとレオパドライで飼育ができています!
ちなみに…レオパブレンドフードとレオパドライ両方使っていることには狙いがあって、
ある日突然その餌を食べなくなってしまった!…と言う事がレオパにはあります。その時になってあたふたと探すのではなく、他の手=もう一つの食べる餌を持っておく、という事ですね。
ちなみに、一番最初に迎えたアダルトの子ですが、、、
当初はレオパブレンドフードも、レオパドライも食べてくれていたのですが、2020年2月末から3月中旬にかけて…「いーらない!ぷいっ」が出てしまいました。
もちろん、季節柄保温はちゃんとしているとは言え(参考:レオパ用スタイロフォーム温室作り!-冬の寒さ対策-)、自分にとって適温ではなかった…という可能性もありますが。
そんなとき、彼をお迎えした爬虫類カフェのオーナーさんに相談して進められたのが…レオバイトという人工餌です。
これを与えたら…目の色を輝かせてバグバクと食べてくれました。
もともと、コオロギを食べていた彼にとって、コオロギがメインで作られているレオバイトは「俺の食事や!」と言った感じなのでしょう。
最後に、先ほど書いた「コオロギ(虫)しか食べてこなかったアダルトレオパ」のレオパブレンドフードや、レオパドライの訓練方法をご紹介すると…
ステップ1:レオバイトを与えてみる→食べたらステップ2へ
ステップ2:レオパドライにレオバイトを「振りかけて」与える→食べたらステップ3へ
ステップ3:レオパドライだけを与える
このステップで地道にいけば、レオパドライを食べないという子も食べてくれるようになるかも知れません。
ちなみに、アダルトでお迎えした彼は、「フリカケ」るとクンクンした後食べる、「フリカケ無い」とクンクンしてプイっとしましたから、レオパにとって嗅覚は本当に重要なんだと思いました。
※彼の現状は、基本レオバイト、本当に気が向いたらレオパブレンドフード&レオパドライを食べてくれることもあるといった感じです。
まとめ
あなたのレオパ君がレオパドライを食べない!…と言った時はコチラに書いたことを試してみてくださいね!
レオパドライ/レオパブレンドフードは常備品です!
ただし、これからレオパを初めてお迎えしようとしている方、その子が人工餌を食べない子だったり、突然食べなくなったりする子もいます。
だから、かわいそうな未来にしない為にも、いざとなったらコオロギを(冷凍もあります)あげる覚悟はしっかりと持ってお迎えしてあげてくださいね!
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