大阪市浪速区にある今宮戎神社で毎年1月に開催される十日戎（えべっさん）は、関西地方の新年を象徴する祭りです。

2024年のえべっさんについて、屋台、混雑状況、その日程、開催場所、アクセス方法、駐車場情報などを詳しくまとめていきます。

子連れだと…空いている方がよいですが2024年のえべっさんは混みそうですね、、

えべっさん2024の屋台状況は？

2024年のえべっさんでは、屋台の規制が緩和される予定で、賑やかな雰囲気が期待されています。

過去のえべっさんの屋台状況を思い返すと…

今宮戎駅から神社までの道は交通規制が敷かれ、約500店もの屋台が立ち並びます。

 

ここで販売される商品は多岐にわたり、熊手や縁起物の置物など、祭り特有の商品のほか、箸巻き、牛すじ煮、ベビーカステラなどの飲食物が豊富です。

また、射的やスーパーボールすくいなどの遊戯系屋台もあり、子どもから大人まで楽しむことができます。雑貨や小物を扱う屋台も多く、さまざまな商品が揃っています。

屋台の営業時間は朝10時から夜21時までで、一部の屋台は深夜まで営業しており、朝から深夜まで楽しむことができます（できていました）。

そもそも十日戎（えべっさん）とは

十日戎は、関西地方で特に有名な正月の風物詩です。

京都ゑびす神社、兵庫県の西宮神社と共に「日本三大戎神社」に数えられる今宮戎神社で行われるこの祭りは、商売繁盛を祈願する初恵比寿の祭礼として知られています。

えびす様・戎様に由来する「えべっさん」という愛称で親しまれ、1月10日前後に開催されます。大阪の今宮戎神社では、毎年1月9日から11日にかけて多くの参拝者が訪れます。

 

祭りでは、参拝者が商売繁盛や家内安全を願い、熊手やその他の縁起物を購入します。

期間中は特に混雑が予想され、屋台や露店が神社周辺を賑わします。公共交通機関を利用してのアクセスが便利で、最寄り駅から徒歩で神社にいけます。

車での訪問の際は、限られた駐車場の情報を事前に確認することをおすすめ…というより電車で行くのが無難です。

祭りの歴史を感じながら、新年の祈りを捧げる場として、また様々な屋台での買い物や食事を楽しむ場として、多くの人に愛されています。

この時期に大阪を訪れる機会があれば、ぜひ今宮戎神社の十日戎を体験してみてください。

えべっさん2024見どころ！

えべっさん2024の見どころをご紹介します。

福娘の役割と選出過程

福娘はえびす様の使者として、参拝者に福徳をもたらす大切な役目を果たします。選出は毎年9月に開始され、11月下旬には厳選された福娘が決まります。

彼女たちが身につける金色の烏帽子は大阪の新年を象徴しており、彼女たちの明るい笑顔と温かな雰囲気は、参拝者に幸せな気分をもたらします。

祭りの際には、何千人もの候補者の中から選ばれた福娘たちによる縁起物の授与をぜひ体験してみてください。

十日戎の福笹の意味

十日戎で配られる福笹は、商売繁盛を願う縁起物として知られています。

恵比寿様が持つ釣り笠を模した福笹には、「吉兆」や「小宝（子宝）」といった装飾が施され、米俵、小判、鯛などを模した飾りがつけられています。

これらを自宅に持ち帰り飾ることで、幸運を招くと言われています。

宝恵駕行列の歴史と特色

宝恵駕行列は、えべっさん祭りの中でも特に華やかなイベントです。

約250年前、江戸時代に大阪の商人が芸妓を駕籠に乗せて今宮戎神社へ参拝させたのが始まりです。宝恵駕行列には、吉本芸人、ミナミの商人、芸妓、文楽人形、松竹新喜劇のタレント、スポーツ選手などの著名人が参加し、神社まで練り歩きます。

この行列は、たくさんの人々でにぎわいを見せ、祭りの華を添えています。

2024年のえべっさんでは、これらの伝統的な行事やさまざまな催しが訪れる人々を楽しませることが期待されます。

 

毎年の祭りは地元の文化や歴史を反映しており、訪れる人々にとって忘れがたい体験となります。祭りを訪れる際は、地元の文化を感じながら、新年の祈りを捧げる貴重な機会としてご利用ください。

また、先のお通り屋台や露店が多数出店が見込まれるので食事や買い物を楽しみながら、伝統的な日本の祭りの雰囲気を存分にお楽しみいただけるでしょう。

えべっさん2024の日程と開催場所

えべっさんは毎年同じ日程で行われます。

1月9日：宵宮祭（宵えびす）
1月10日：大祭（本えびす）
1月11日：後宴（残り福）

これらの日は終日参拝可能ですが、福笹や御祈祷、御守、朱印、おみくじを受けるには特定の時間帯を狙って訪れることをお勧めします。

開催場所は

今宮戎神社
住所：大阪府大阪市浪速区恵美須西1-6-10

です。

混雑状況と訪問のおすすめ時間

えべっさん2024がかつての賑わいをとりもどすとしたら…

もともとは毎年約100万人が訪れる大規模なイベントで、特に1月10日の本戎は混雑がピークに達します。

1月9日は午前10時頃から参拝客が増え、午後には入場規制がかかることがあります。

1月11日は比較的空いていますが、夜になると混雑する可能性があります。混雑を避けたい場合は、午前中の早い時間帯や最終日がおすすめです。

とくに子連れの場合は混雑する時間をさけた方が変なストレスが少なくすみますね！

縁起物購入の最適なタイミング

縁起物、特に熊手は1月11日の最終日に購入するのが良いでしょう。

この日は値引きが期待でき（過度に期待はしないでください）、特に値切り交渉が得意な方はさらにお得に購入するチャンスがあります。

値切りが苦手な方も、安価で購入できる可能性があります。

アクセス方法と駐車場情報

電車でのアクセスが最適とお話した通り…

・南海高野線今宮戎駅からすぐ
・地下鉄堺筋線恵美須町駅5番出口から西へ徒歩5分
・地下鉄御堂筋線大国町駅3番出口から東へ徒歩5分

くらいの距離にあります。

車の場合は阪神高速なんばICから国道25号経由で約3分ですが……先のとおり神社境内には停められないし、近隣のコインパーキングも混雑が予想されます。

近くまで行っても停められないのでは意味がないので、、、

電車利用が最適です。

交通規制について

お祭り期間中は会場周辺で交通規制が敷かれ、多くの道路が車両通行止めになります。

車で訪れる場合は、停められる停められない以前に、交通規制の情報を確認し計画を立てることが重要です。

まとめ

この記事では、関西で人気の高いえべっさん2024について紹介しました。

屋台も（久しぶりに）豊富に出店され、家族連れ・子連れも若者まで幅広い層に楽しめるようになるでしょう。

ぜひ電車で足を運んでみてください！