テレビがついたり消えたりするのは原因が考えられます。
これにはテレビの省エネ設定、リモコンの不具合、録画機器の設定、ケーブルの問題、テレビ内部の部品の故障などの可能性があります。
まず初めに行うべきことは、テレビの省エネ設定、人感センサー、タイマー設定、録画機器との連動設定を確認することです。これらの設定が原因で、テレビが意図せずオン・オフすることがあります。
その次に、テレビの主電源を切り、リモコンの電池を取り出してから再度起動することをお勧めします。
また、レコーダーやAmazon Fire TV Stickなど、テレビの操作が可能な他のリモコンの電池も一度取り出してから再装着してみてください。
配線に問題がない場合、テレビ内部の部品に故障がある可能性が考えられます。
以下で、それぞれに関して詳しく解説していくのでご参考にしてください。
もくじ
テレビがついたり消えたりする原因と対処法
テレビがついたり消えたりする=電源がオンになったりオフになったりする考えられる原因とその対処法をまとめていきます。
テレビ本体の問題
テレビが突然ついたり消えたりする一つの原因として、テレビ本体自体の問題が考えられます。これは、コンピュータの不具合に似た現象です。
テレビが誤動作している場合は、まずテレビの電源を完全にオフにし、1~2分待ってから再度オンにしてみましょう。
この方法で誤動作が解消されることがあります。
電源をオフにする際には、リモコンではなく、テレビ本体の電源ボタンを使用してください。さらに、テレビをリセットする場合は、テレビ本体の電源ボタンを5秒以上長押ししてみてください。
(テレビの取説をお持ちの方は各メーカーごとに〇秒と書いている場合もあります)
リモコンの問題
テレビの突然のオン・オフは、リモコンの問題による可能性もあります。
リモコンが故障していると、予期せぬ信号がテレビに送信されることがあります。これは、リモコンの電池が弱まっていたり、ボタンの間にホコリが溜まっていたりする場合に起こりやすいです。
リモコンに問題がある場合、まずはリモコンの電池を取り出して再び装着してみましょう。
電池が古い場合は、新しいものに交換することが効果的です。
また、DVDレコーダーやAmazon Fire TV Stickなど、他のリモコンがテレビに影響を与えている可能性もあります。
エアコンのリモコンがテレビの電源に影響を与えることもあるため、他のリモコンも確認すると良いでしょう。他の機器が干渉している可能性も考えておくとよいです。
録画機器の設定でテレビのオンオフも
録画機器の設定によって、録画時間に合わせてテレビが自動的にオンになることがあります。
私は「録画予約」と「視聴予約」を間違えてやったため…突然テレビがついてビビったことが何度もあります。
録画機器がテレビと連動している場合、その設定をオフにしてみましょう。これにより、録画機器によるテレビの自動オン・オフが防げるかもしれません。
配線ケーブルの接触不良でオン・オフ
ケーブルの接触不良も、テレビが勝手についたり消えたりする原因の一つです。何かの拍子でケーブルが緩んだり外れたり、動いたりすると、接触不良が生じることがあります。
配線の接触不良が原因の場合は、全ての配線を一度取り外し再接続してみましょう。
作業を行う際には、感電を避けるためにテレビの電源を切ってください。また、テレビの裏側や配線周りのホコリもきれいに掃除しましょう。
ホコリが苦手な方はマスクをして作業をすることをオススメします。
省エネモードの設定
よくある原因として、テレビの省エネモードの設定が挙げられます。
多くのテレビは初期設定で省エネモードに設定されており、一定時間操作がないか人の動きが検出されない場合に自動的に電源がオフになる機能があります。
消し忘れ防止になるので便利な機能ではありますが…ビックリすることも。
省エネモードが原因でテレビが自動でオフになる場合は、このモードを解除してみましょう。
節約モードや人感センサー、ON/OFFタイマーなどの設定もテレビによっては存在するため、これらがオンになっていないかを確認し、必要に応じて設定を変更してください。
特に新しいテレビでは、これらの機能が初期設定でオンになっていることがあるので、設定を見直すことをオススメします。
バックライトや基盤の問題
テレビのバックライトの寿命や基盤の劣化も、テレビの不具合の原因となりえます。これらが正常に機能しない場合、映像が不安定になることや、テレビの動作が不安定になることがあります。
基盤にホコリが溜まっていることも原因の一つです。
原因は故障・寿命といえますね。
以上が、テレビが勝手についたり消えたりする原因とそれぞれの対処法です。
テレビがついたり消えたりの原因を特定!?
テレビが突然ついたり消えたりする場合、電源ボタンの点滅パターンから故障の原因を見つけることができることがあります。
点滅の色や回数によって、異なる問題が指摘されることがあります(メーカーや型式によるので取説などでお確かめください)。
あくまで一例ですが…
赤色の点滅はテレビ本体の問題を指示するケース。
・赤色の点滅が1回の場合
→LEDバックライトやパネルの異常を示しており、主電源のオンオフによって解決することがあります。それでも改善しない場合は、映像系の部品交換が必要になるかもしれません。
・赤色の点滅が4回の場合
→電源関連の問題を示唆しており、部品交換が必要な場合が多いです。
・赤色の点滅が7回の場合
→電源や基盤系の故障が疑われ、基盤の交換が必要になることがあります。
・赤色の点滅が10回の場合
→チューナー系の問題を示し、主電源のリセットが有効ですが、それでも解決しない時は部品交換が必要です。
・赤色の点滅が11回の場合
→冷却ファンの異常を示しており、内部の熱が他の部分に影響を与える恐れがあります。この場合は、内部の清掃やファンの交換が必要です。
・赤色の点滅が14回の場合
→電源立ち上げ時の異常を示しており、部品交換が必要になることがあります。
・点滅がずっと続く場合
→電源や基盤の故障が疑われます。その場合、主電源をオフにし、コンセントを外して約10分放置した後、もう一度全てを再起動してみてください。それでも解決しない場合は、修理が必要です。
このようにテレビがついたり消えたりの原因を特定することができるケースがあります。
…まあ、電源そのものが入らなかったら何もわかりませんが。
テレビの長期使用と寿命について
液晶テレビの寿命は、一般的に7年から10年程度と言われていますが、使用時間や使用方法によって変動します。
ただし、長期間の使用だけが寿命のサインとは限りません。テレビがオン・オフする原因としては、省エネモードやリモコンの誤作動も考慮されるべきです。
液晶テレビの寿命が近づいている場合、画面が暗くなったり、線が入ったり、音声が途切れたりする現象が見られることがあります。
特に画面の明るさが50%以下になった場合は、新しいテレビへの買い替えを検討する時期と言えるでしょう。
テレビを長持ちさせるためには、定期的な掃除やコンセントの抜き差し、慎重な使用が重要です。
落雷や事故の影響
落雷や電圧変動が原因で、テレビが故障したり、感電事故が起きたりすることがあります。
直接的な落雷の影響だけでなく、近隣での落雷によっても電圧変動が起きることがあります。これらの異常な電圧や電流がテレビを通じて内部にダメージを与えることがあります。
このようなリスクを避けるためには、サージプロテクターを使用することが有効です。
この機器は雷からテレビを守るために設計されており、異常な電圧や電流によってテレビが突然オフになる現象を防ぐことがあります。
雷や悪天候の時にテレビが突然オフになった場合、それはテレビを守るための現象と考えられます。
まとめ
テレビが自動的についたり消えたりする原因は様々です。
最も一般的な「消える」原因は省エネモードですが、テレビ本体やリモコンの不具合、配線の問題なども考えられます。
トラブルシューティングを行う際には、省エネモードの設定やリモコンの電池の状態を確認するなど、簡単な対応から始めてみると良いでしょう。
そしてひとつひとつ対処をすすめていき、勝手にオン・オフの原因をつきとめていきましょう。
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