ゲジゲジとムカデどっちが強いって考えたことありますが?
…ぶっちゃけヤスデも含めて違いが分からなかったりもします。
外見は似ているものの、それぞれに異なる特性と危険があるんです。
この記事では、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジそれぞれの特徴を確認した上で…ゲイゲジVSムカデはどっちが強いかを考えていきます。
まず先に答えを言うと…ムカデです。その理由を以下で解説していきますね。
もくじ
ムカデ・ヤスデ・ゲジゲジそれぞれの見分け方と生態
ムカデとヤスデ、ゲジゲジは外見が似ているため、見分けるのが難しいことがあります。まずは、ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジを見分けるポイントを説明します。
ちょっとしたキャッチコピーもつけてみました。
家の中の隠れた益虫、ムカデの特徴
ムカデは、一つの節に一対の脚があることで見分けることができます。
節の数に応じて脚の数が異なり、体長は60mmから200mmに及びます。ムカデは湿った場所を好み、家の中に侵入することもあります。
噛まれると痛みや腫れを伴いますが、ゴキブリなどの害虫を捕食する役割も担っています。
園芸を助ける小さな友達:ヤスデの働き
ヤスデは、ダンゴムシを彷彿とさせる独特な外見が特徴です。ムカデとは異なり、各節に2本以上の脚があり、これによって滑らかに動けます。体長は10mmから25mmで、ムカデよりも小さく脚も短いです。
ヤスデは暗く湿った場所を好み、特に山林や宅地開発地でよく見かけます。
5月下旬から7月の梅雨の時期に活動が活発になります。腐った葉や木、菌類を食べ、出すフンには豊富な有機物が含まれています。これにより、ヤスデは植物の成長を促進し、肥沃な土壌を作り出します。
家庭での害虫退治の小さなヒーロー:ゲジゲジの特徴
ゲジゲジは、ムカデやヤスデと比べても特徴的な姿をしています。
15対の脚があり、体より長い触覚が特徴。体は「だ円形」で、褐色、黒色、薄褐色の縞模様があります。
ゲジゲジは家の軒下や湿った日影に生息し、7月から10月にかけて特に活動的です。
昆虫を主食とし……特にゴキブリなどを捕食します。これにより、ゲジゲジは害虫を減らし、家庭内の衛生状態を改善する役割を果たしています。
ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジの人体への影響
ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジ…これらの虫は見た目の不快さからしばしば害虫とみなされますが、実は先の通り環境にプラスの側面も持っています。
とはいえ、、人体への影響もあるので注意が必要です。
ムカデの毒性:強烈な痛み
ムカデは肉食性で、小さな昆虫やクモ、ミミズ、小型の動物を捕食する性質があります。
非常に攻撃的で、刺激を受けると容赦なく噛みつくことがあります。
ムカデに噛まれると、その毒により激しい痛みや腫れ、時にはしびれが生じることもあります。
重いアナフィラキシーショックを引き起こす可能性もあるため、ムカデには近づかないよう注意しましょう。
ヤスデの防衛機構:特有の臭い
ヤスデは腐葉土や有機物を主食とする草食性の虫です。
毒は持っていませんが、脅かされると特有の悪臭を放つ分泌物を出すことがあります。この分泌物には皮膚に触れるとかぶれる原因となる成分が含まれているので、注意が必要です。
また、ヤスデは集団で行動することが多く、大量に発生すると生活環境に悪影響を与えることがあります。
ゲジゲジの存在意義:害はない夜の狩人
ゲジゲジは夜行性の虫で、昼間は隠れ場所で過ごし、夜に活動を始めます。
体内に持つ毒は人体にとって無害で、人間に害を与えることはほとんどありません。
ゲジゲジはゴキブリや小さな昆虫を捕食することで、人間の住環境に益虫として貢献している「プラス」の方が大きいと言えますね。
ゲジゲジとムカデどっちが強い?
ムカデ、ヤスデ、ゲジゲジそれぞれの特徴や人間への危険性の有無を確認したところで…
本題の「ゲジゲジとムカデどっちが強い?」について考えてみます。
……
…
ムカデが強い。
先ほどの生体でお話しした通りムカデの毒性、そして体表からわかる防御力が高いです。
いっぽうでゲジゲジは攻撃はともかく守りは……弱い。
ムカデは運動神経が高くて、毒もある。ある種害虫界の王者。攻撃性も高い。いっぽうでゲジゲジは「逃げの手」が初手。
この性格面からもムカデが強いと言えます。
ムカデVSゲジゲジ
この答えは「ムカデが強い」、です。
人間もムカデ相手だと怪我する恐れがあるので注意が必要です。
史上最弱のムカデVS史上最強のゲジゲジ
このような戦いがあったら…分かりませんが。以上、まじめにゲジゲジとムカデどっちが強いかを考えてみました。
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