東洋水産の「ごつ盛り焼きそば」は、そのボリュームに対して驚くほど手頃な価格です。
学生時代、一人暮らしの主食として重宝していましたが、他のインスタント焼きそばと比較しても、特に低価格なので、「何か理由があるのでは?」と疑問に思うこともありました。
本記事では、このごつ盛り焼きそばがどうしてこんなにお手頃価格なのか、その理由を探ります。
ごつ盛り焼きそばの価格が抑えられている理由は主に以下の二点です。
●低利益多販売の戦略を採用している
●広告費を削減している
これから、これらの理由を詳しく解説し、実際に「焼きそばベントー」好きの私が試食した感想やカロリーについてもお話しします。
手頃でボリューム満点のごつ盛り焼きそばについて、是非この記事を読みながら試してみてください。
もくじ
ごつ盛り焼きそばが低価格で提供される理由と詳細
一人暮らしでは毎日の料理が面倒に感じることも多いですよね。
同じお弁当や外食ばかりでは飽きてしまうし、インスタント食品にも変化が欲しいところです。
そんな時に出会った「東洋水産のごつ盛り焼きそば」は、価格の割に満足度が高い商品です。
価格は地域や店舗、時期によって異なるため、以下に示す価格は一例です。
【価格比較表】
希望小売価格(税別) | 値段(税込) | 内容量 | 1gあたりの値段(税込) |
---|---|---|---|
ごつ盛り焼きそば オープンプライス |
124円 | 171g (麺:130g) |
約0.78円 |
UFO 236円 |
219円 | 128g (麺:100g) |
1.71円 |
一平ちゃん 236円 |
180円 | 135g (麺:100g) |
約1.35円 |
※2024年4月現在
※価格は近くのすスーパーでチェックしたもの。
1gあたりの価格を見ると、ごつ盛り焼きそばのコストパフォーマンスの良さが一目瞭然です。
低価格の背景にある戦略
ごつ盛り焼きそばが手頃な価格で提供される背後には、具体的な理由があります。
●低利益多販売の戦略
●広告費の削減
以下、これらの理由を一つずつ解説します。
低利益多販売の戦略によるもの
「東洋水産のごつ盛り焼きそば」が低価格である一因は、「低利益多販売の戦略」によるものです。
多くの量を提供しつつ価格を抑えることで、多くの消費者に支持されています。
経済的観点から見ると、一個あたりの利益は少ないですが、大量に売れることで全体の利益は増えます。
焼きそばの量を増やしても、意外と製造コストはそれほど上がらないため、消費者は「利益が出ないから買わない」と心配する必要はありません。
広告費の削減
もう一つの理由は、「広告費の削減」です。
テレビCMなど高額な広告活動を控えることで、商品の価格を抑えることが可能になっています。
他の東洋水産製品と比べても、この点が大きく異なります。
製品の安さとボリュームで魅力を直接消費者に伝える戦略です。
以上の理由により、ごつ盛り焼きそばは低価格で市場に提供されています。
ボリューム満点のごつ盛り焼きそばを食す!
市場には様々な種類のインスタント焼きそばが登場していますが、特に「大盛り」を売りにしている商品に注目が集まっています。中でもコストパフォーマンスに優れたごつ盛り焼きそばのその実力(?)を解説します。
ごつ盛り焼きそばの実態
私は普段からよくインスタント焼きそばを食べましたが、大盛りタイプは初めて食べたのが一人暮らしをしてすぐでした。インターネットで「大盛りでも美味しいのか?」という疑問を見かけ、実際にその真偽を「個人の意見」としてお話します。
商品を開封すると、そのボリュームにすぐ気づきます。
通常の焼きそばに比べてかなり多い内容量があり、見た目からして食べ応えがあります。
・味の感想
実際に食べてみると、味は「普通」という印象です。決して不味くはないものの、特別に美味しいわけではありませんでした。ソースは意外と濃厚で、麺にしっかり絡んでいますが、麺自体はややゴムのような食感が気になりました。
ですが、これは……インスタント・焼きそば「あるある」なので、ごつ盛り焼きそばだから、と言うこともないのかな、と。
付属の辛子マヨネーズを加えると、少し味にアクセントが出ますが、おすすめの食べ方は、最初は辛子マヨネーズを使わず、途中から「味変」として使うことです。
なにせ量が多いので、飽きてしまうかも。
ボリューム感があるだけに、ですね。
カスタマイズできる提案
大盛りの特性を生かして、様々なトッピングで自分なりにアレンジを加えることで、より美味しく楽しむことが可能です。おすすめのトッピングは以下の通りです。
・辛子
・黒コショウ
・七味唐辛子
・キムチ
・タバスコ
これらのトッピングを加えることで、味に変化を与えて飽きずに最後まで楽しむことができます。
塩味バージョン
次に、同じシリーズの塩味焼きそばもお話します。この商品はペペロンチーノ風の味わいで、洋風のアプローチが斬新です。適度な辛味があり、味付けは塩味の方が私の好みでした。
食べ進めるうちに、追加で振った胡椒が良いアクセントとなり、最後まで飽きることなく食べられました。味の面で不安もありましたが、期待以上の美味しさで、良い印象を持った記憶があります。
ごつ盛り焼きそばはボリューム感があり満足できる商品です。
味は平均的ですが、少しの工夫で格段に美味しくなります。経済的でありながら、しっかりとお腹を満たすことができるので、試してみる価値は十分にあります。
特に塩味版は食べたことがない方なら、新たなお気に入りになる可能性があります。
ボリュームたっぷりのごつ盛り焼きそば、カロリーの懸念は?
大容量の焼きそばを食べるとカロリー摂取が多くなり、体重増加が気になるものです。特に、カップ焼きそばは通常、カロリーが高めですが、他のカップ麺よりもさらに多い内容量を誇るごつ盛り焼きそばは、その心配が一層大きくなります。
ここで特大サイズの焼きそばに含まれるカロリーを詳しく見てみましょう。
ごつ盛り焼きそば焼きそば(麺130g):784kcal
ごつ盛り焼きそば塩焼きそば(麺130g):734kcal
タンパク質、脂質、炭水化物、食塩相当量など、栄養成分が豊富に含まれており、ビタミンやミネラルの含有量も確認できます。
2024年4月のデータでは、一食あたりのカロリーが非常に高く、炭水化物や脂質もたっぷり含まれているため、これらを過剰に摂取すると体重が増加する原因となるでしょう。
特大サイズの焼きそばは太りやすい食品であるため、食べ過ぎないよう注意し、バランスの良い食生活を心がけることが大切です。
ごつ盛り焼きそばがリーズナブルな理由・まとめ
ごつ盛り焼きそばが低価格で提供される理由として、「薄利多売の戦略」や「広告費の削減」があります。これにより、多くの人々に手頃な価格でアクセスしやすくなっています。
実際にこのごつ盛り焼きそば焼きそばを食べてみると、ソースの風味は濃厚で非常に美味しいものの、麺の食感や全体の味の深みにはやや物足りなさがあるかもしれませんが、「カップ焼きそば」なので「可」かと。
一方で、特大サイズの塩焼きそばは、麺の食感は同様に平凡ですが、胡椒や唐辛子が効いた適度な辛味があり、刺激的な味わいを楽しむことができます。
これらの製品は、一食当たりのカロリーが高めで、体重増加のリスクが伴いますが、それにもかかわらず、コストパフォーマンスの良さは魅力的です。
食事はバランス良く、でも極力安くしたいですね!
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