親しい友人とのひと時は、本来は楽しい時間のはずですが、時にはなぜか人と会うと楽しいけど疲れるという経験をしたことあると思います。
この理由の一つとして、「自分が気づかないうちに無理をしている」ということが考えられます。
意識していなくても、親しい友人であっても彼ら・彼女らはは別の人格ですから、どうしても気を遣ってしまうものです。
人との関わりにおけるストレスは、個人の性格によって変わりますが、家族や恋人といたとしても、気を遣い疲れることもあるでしょう。
では、どんな時に自分が無理をしてしまっているのか、その背景を深掘りしてみましょう。
もくじ
人と会うと楽しいけど疲れる理由
親しい友人と会うと楽しいけど疲れるのは、自分の内面的な理由もあれば、相手の性格や行動によるものも考えられます。
自分自身の理由と相手の特性について、具体的に見ていきましょう。
自分自身に関わる理由
気を使う習慣
他人と一緒にいると意識していなくても無意識に気を張ってしまうことがあります。
家族と一緒でも、なんとなく気を遣う瞬間はありますよね。
「自分は友達のことが好きで、一緒にいても疲れないと思っているけど、意外と気を使っているかもしれない」という感覚は誰にでもあるでしょう。
あなたはおそらく、人の気持ちに敏感で、気を遣うことが得意な人なのです。
自分では心を開いているつもりでも、実際は少し警戒している面もあるかもしれません。
人と一緒にいる以上完全なる自然体でいるのは難しいので、多少なりとも緊張するのは当然のことかもしれません。
一人の時間を重視
一人の時間を大切にする人や、家でのんびりするのが好きな人は、他人との交流で疲れやすい傾向にあります。
一人の時にこそ活き活きとしていることはないでしょうか?逆に、常に誰かと一緒でないと寂しく感じる人もいます。
これは個性によるものなので、人との交流で疲れる場合は、一人の時間を大事にすること、家でリラックスすることが大切です。
体質的な疲れやすさ
友人との集まりだけでなく、外出自体が原因で疲れを感じることもあります。
外出すると、友人以外にも多くの人がいるため、無意識に疲れやストレスを感じることがあります。
さらに、体質や運動不足、睡眠不足、不規則な生活習慣などが原因で、肉体的にも精神的にも疲労しやすくなります。
大人になると、日常のストレスを完全に避けるのは難しく、疲れを感じやすい状況が多くなるかもしれません。これも日々の生活環境が影響していると言えるでしょう。
このような理由から人と会うと楽しいけど疲れる状況になると考えられます。
いっぽうで…
友達との関わり方とその特徴
お互いに気を遣い過ぎるということも
友達と一緒にいる時、互いに気を遣い合うことが、疲れを感じる一因となり得ます。あなたが気を遣うタイプだとわかると、友人も同じように気を遣うようになります。
友人が善意で気を使ってくれるのはありがたいことですが、互いに過剰に気を遣うと緊張感が高まり、結果的にストレスを感じることになります。
「これほど気を遣わなくてもいいのに」と思いつつも、自分も無意識に気を遣ってしまい、そのことが疲れの原因となるかもしれません。
親しさの度合いによる疲れ
親しい友達といても、最高の親友とは言えないような関係では、疲れを感じることがあります。複数でいるときは楽しく会話ができるものの、二人きりになると、なんとなく居心地の悪さを感じることがあります。
本当に腹を割って放せるような関係でなければ、時に疲れを感じることがあります。
相違点が気にかかる
友達としては好きでも、一緒にいるときに気になる部分があると、その違和感が疲れの原因となることがあります。
たとえば、以下のような状況がそれにあたります。
・「どこに行く?」と聞いても、「どこでもいい」と答える。
・時間にルーズで、待ち合わせに遅れがち。
・自分の話ばかりする。
基本的には仲が良い友達であったとしても、気になる点があると、それがストレスの原因となることがあります。
人間関係は、自分の心の状態によって受け止め方が変わるものです。体調が良いときは気にならないことも、気分が悪いときは小さな違和感も大きく感じられることがあります。そのため、相手との違いをある程度自然に受け入れることも重要です。
友人との関係を疲れずに保つ方法
人会うと楽しいけど疲れる状況を改善すべくできることを解説します。
個人の時間を重視する
親しい友人との交流は心地良いものですが、時には疲れを感じることもあります。特に、一人の時間を重視する人や、あまり社交的でない人はこの傾向が強いです。
このため、自分だけの時間をしっかり確保し、家でのんびり過ごすことが重要です。友達会う事がストレスになる場合は、会う頻度を自分のリズムに合わせて調整することが大切です。
SNSの交流を控えて距離感を保つ
直接会うこと以外にも、SNSを通じた交流が休息を妨げることがあります。今の時代、SNSのストレスが大きい人も多いです。この問題を避けるためには、
・SNSを使わない、または
・実際の友人とSNSでつながらない
など、自分に合ったペースでの交流を探ることが有効です。
人と会うと楽しいけど疲れる理由のまとめ
親しい友人と会うと楽しいけど疲れる理由は、自分自身の性格や体質、また相手の特性によることがあります。
自分自身に関わる理由としては、
・無意識に気を使ってしまうこと
・一人の時間を重視する傾向
・体が疲れやすい
相手に関わる特徴としては、
・相手も気を遣い過ぎるタイプ
・関係が深まらない状況
・相性の問題
などが挙げられます。
相性に関しては親しい友人…とはいえないですね(苦笑)
このように、自分のための時間を大切にし、週に一度は完全に休む日を設ける、SNSでの交流に距離を持つなど、疲れにくい方法を見つけることが重要です。
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