浴室の天井は掃除が行き届きにくく、よくカビが生えがちな場所です。
私も掃除を先延ばしにしてしまいがちで、気がつくと天井にカビが…。特に、小さなお子さんがいるご家庭や妊娠中の方は、健康を考えてカビの除去は欠かせません。
天井は手が届きにくく、カビ除去スプレーを使うと、洗剤がかかるリスクもあり、困ったものです。
そこで、今回は浴室の天井のカビを効果的に取り除く方法をご紹介します。
これで、カビの問題から解放されますよ。大掃除の際にもぜひ試してみてください。
もくじ
浴室天井のカビ取りの簡単な方法
カビ取りの準備
カビ取りを始める前に、効果的な準備をしましょう。
通常、水だけではカビは取れませんので、専用の洗剤が必要です。この洗剤を天井にスプレーする際、重力で自分にかかることもあります。
以下の準備がおすすめです
・換気を徹底する
窓を全開にし、換気扇を回す。換気が難しい場合は、扇風機を使って空気を循環させましょう。
・古着の着用
洗剤がかかっても大丈夫なように、使わない服を着ます。
・肌を守る服装
長袖、長ズボンを着用し、肌の露出を避けます。フード付きの防水服が理想的です。
・ゴム手袋は必須
特に肌が敏感な方は、ゴム手袋をしてから掃除しましょう。
・顔への対策
液が頭や顔にかからないよう、帽子やメガネ(水泳用ゴーグルが理想)、マスクを着用します。
これらの準備をしてからカビ取り作業を始めると、安全かつ効果的に掃除ができます。
これらの手順を踏めば、浴室のカビも怖くありません。あなたの浴室がもっと清潔で快適な場所になるはずです。
風呂場のカビ清掃における洗剤の選び方
風呂場でのカビ取りにはさまざまな種類の洗剤がありますが、市販されている洗剤は大きく3つのタイプに分けられます。
それぞれに特徴があるため、適切な選択が大切です。
スプレータイプの洗剤
広範囲のカビを効率的に取り除くことができるスプレータイプの洗剤は、使用時に霧状になり、身体や呼吸器に影響を与える可能性があります。
天井を掃除する際には、直接スプレーするのではなく、雑巾やペーパータオルにスプレーしてから拭き取ることが推奨されます。
液体タイプの洗剤
このタイプはブラシや雑巾を使って塗り付ける形式の洗剤です。
皮膚に直接触れるリスクがあるため、ゴム手袋の着用が必要です。
天井に塗る際には、液滴が落下して衣類の色落ちを起こす可能性があるため、汚れても構わない服装で作業を行うべきです。
ジェルタイプの洗剤
ジェルタイプは液体よりも落ちにくく、使いやすいです。
カビ取り効果が高く、良い結果が期待できますが、価格はやや高めです。
使用方法は簡単で、不要な歯ブラシなどで天井に塗りつけるだけですが、汚れが完全に取れない可能性もあるため、防護措置をしっかりと取ることをお勧めします。
以上のように、各タイプの洗剤にはそれぞれの特徴があります。
自分の風呂場の状況や好みに合わせて適切な洗剤を選び、効果的なカビ取りを行いましょう。
浴室の天井のカビ取り:手軽で効果的な方法
浴室の天井にできたカビでお困りの皆さん、解決策をお教えします。この方法を試せば、面倒な浴室のカビ掃除がぐっと楽になりますよ。
浴室の天井のカビ取り方法1:伸縮モップの活用
私が特におすすめするのは、伸縮モップを使ったカビ取りです。このモップを使うと、高い天井にも簡単に手が届き、広い範囲を効率よく掃除できます。
【準備するもの】
伸縮モップ
モップ用シート(100円ショップのもので十分。乾燥タイプと湿潤タイプを用意すると便利)
カビ専用の洗剤
【掃除の手順】
・伸縮モップに乾燥タイプのシートを装着し、カビ専用洗剤をスプレーする。
・モップで天井をしっかりとこすり、洗剤をカビにしっかり行き渡らせる。
・洗剤を天井に広げたら、約10分間放置する。
・伸縮モップに湿潤タイプのシートを取り付け、洗剤を拭き取る。
この方法なら、高い位置の掃除もラクラクです。特に、妊婦さんや高所での作業が危険な方にとって、安全かつ効果的な方法です。
伸縮モップがない場合は、通常の浴室用ブラシでも代用できます。
浴室の天井のカビ取り方法2:自然派清掃法(重曹とクエン酸または酢)
カビを安全かつ自然な方法で取り除きたいなら、「重曹+クエン酸(または酢)」の組み合わせがおすすめです。
この自然派清掃法は人体に優しく、特に乳幼児や小さな子どもがいる家庭にぴったりです。
【必要なもの】
クエン酸パウダー(または酢)
重曹パウダー
水
スプレーボトル(100円ショップで入手可)
伸縮モップ
【カビ除去の手順】
・水200~300mlにクエン酸大さじ2を混ぜ、スプレーボトルに入れて「クエン酸スプレー」を作る。
・天井のカビがある部分にクエン酸スプレーを適量吹きかける。このスプレーは体に無害なので、皮膚に触れても安心です。
・伸縮モップに乾燥シートをセットし、その上に重曹を振りかける。(粉が落ちやすい場合は湿潤シートを使用すると良い)
・重曹をクエン酸スプレーで湿らせた部分にこすりつける。
・10~30分放置した後、湿潤シートで拭き取る。
この方法は安全で経済的であり、予算に配慮した家庭にも適しています。
ただし、カビ取り効果には限界がありますので、十分な効果が得られない場合は、カビ専用洗剤の使用を検討してください。
浴室のカビ対策:頑固なカビへの対処法
通常のカビ取り方法では手に負えない、長年の黒カビや色がついたカビには、特別な方法が必要です。
ここでは、特に強力なカビに効果的な洗剤の使用をおすすめします。
何度も言いますが『カビトルデスPRO』を使ってほしい。お風呂のシリコンにこびりついたカビ。見るたびに「ハァ…」と深いため息。試しにコレ塗って1時間後にシャワーで流したらアラ不思議。しつこかったアイツは消えて気分スッキリ。結露でカビがやばい窓枠のシリコンにも効く。ただしガチな注意点は… pic.twitter.com/2jhhwqA7YG
— こう@不動産投資家 (@FPkinmui) January 24, 2024
この投稿をみて実際に使ったカビ専用洗剤は、驚くほど効果的でした。これまで手強かった黒カビも、この洗剤で完全に取り除くことができました。
そこまで高額ではなく(Amazonで1000円程度)その効果は価格以上の価値がありました。
この洗剤は容量が大きく(到着時の大きさには驚きましたが)、使い切るのはいつになるか…我が家では浴室のあらゆる部分(ドアのゴムパッキンや壁など)、さらに窓枠のカビ取りにも使っています。
非常に効果があるので、市販のカビ用洗剤で落ちない場合は、この洗剤を試してみるのが良いでしょう。
ただし、普段から掃除をしっかりしているなら、高価なこの洗剤を購入する必要はないかもしれません。
浴室の天井のカビ掃除:効果的な方法のまとめ
浴室の天井のカビを掃除する際は、「伸縮式モップ」を使用すると便利です。
掃除中は、カビ取り洗剤が体に付着する可能性があるため、帽子、保護メガネ、マスク、そして長袖・長ズボンを着用することをおすすめします。
さらに、換気をしっかり行いながら掃除をすることが大切です(これ!本当に、本当に大事です!)。
安全かつ効果的なカビ除去で、快適な浴室環境を手に入れましょう。
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