レオパードゲッコー(ヒョウモントカゲモドキ)を飼育していると一度は考えたことがある「パネルヒーター」と「シェルター」の位置関係。いろいろ調べらたりしたことありませんか?
もちろん100%の答えなんて飼育をしてい上でないと思っていますが、多くの方の意見、そして私が実際にレオパ4匹/ニシアフ1匹を飼育した中で思ったことをまとめておきます。
あなたのレオパライフのお役に立てれば幸いです^^
レオパのパネルヒーター
私が使っているレオパのパネルヒーターはミドリさんの「ピタリ適温プラス1号・2号」
違いはサイズですね。
一般的には、レオパのケージ内、床面積の1/3程度にかかるようにパネルヒーターを敷くことで、レオパ本人が快適な場所へ動いて過ごせるようにしてあげます。
そもそもご存知の方が多いと思いますが、レオパにとってのパネルヒーターは冬場の保温と言うより、お腹を温めて消化を促すために活用されます。
身体全体=空間を暖めるのが暖突だったり、保温球。お腹を暖めるのがパネルヒーターですね。
床面積全体にパネルヒーターを敷いてしまうと、レオパが「暑い」と感じた時に逃げ場所がなくなってしまうので絶対にNGです。
冬場の保温の事ばかり気になってしまいますが、日本の一般的な飼育下に置いてはいきなりレオパの命に係わる寒さになることは先ずありませんが、暑いと一発でアウトに成りかねません。だから、パネルヒーターを敷く範囲は床面積の1/3程度が良いといわれています。
レオパのシェルター
レオパ/ヒョウモントカゲモドキは「夜行性」で、昼間日が出ている時間は岩陰など、暗く湿気た空間で寝たり、ぼーっとしたりしている生き物です。
明るい状況が好きという事はありません。「慣れ」はあったとしても、です。
その為の隠れ家や湿度を保ったエリアを作る為にシェルターが必要と考えられます。お迎えしたばかりの子や明るいところが本当に苦手という子はシェルターから出てこないですけどね(苦笑)
このハイドロボックスと、俗にいうタッパーシェルターをメインで使っています。
このシェルターと、パネルヒーターの位置関係をどうするか、が今回のテーマですね!
レオパの飼育|パネルヒーターとシェルターの位置関係
レオパのケージ内、パネルヒーターを敷いたエリアとシェルターの位置関係をどうするか、ですが結論から言うと、、、
・シェルターはパネルヒーターがかかっていないところに設置
がより正解に近い、と思います。
先ほどの通りレオパは暗いところ(狭いところも)が好きです。だから基本はシェルターにいたい。でもそのシェルターの下にパネルヒーターがあったら、、、そこには暑くてずっとはいられない。
シェルターの外が寒すぎて(これはとても大きな問題ですが、、、)シェルター内のほうが「マシ」と判断してしまうと、低温やけどになってしまう可能性があります。
人間がホッカイロやゆたんぽにずっと触れていたり、ストーブの前、こたつに長時間いると…と同じことです。さらにウェットシェルター内=湿気が強いところだと蒸し風呂状態ですよ。。。
だから、シェルターの下にパネルヒーターが来ることはNGと言えます。
「あれ?でもシェルターの中って暖突の熱や、パネルヒーターの熱がないと寒くないの?」
↑これは私も思ったことがあります。
でも、暖突/パネルヒーターの熱が無くて寒いなら出てきて快適なところでボケーっとします。そういう生き物です。
正直言うと寝ている時に30度近い場所が快適…とは思えず、寝るときは涼しいところを好むように感じています。私のレオパ&ニシアフ調べ。
それでも、シェルターの下にパネルヒーターがないとレオパがかわいそう・寒そう!と言う方は、シェルターをパネルヒーターが1/3~1/4程度かかるように配置すれば、
余程キツキツのシェルターでない限り、シェルターないでレオパが快適なエリアを見つけて動いてくれます。
そう!ケージもパネルヒーター1/3、シェルターもパネルヒーター1/3で「レオパ本人が選べる環境」を作ってあげることが重要です^^
※夏場はシェルターしたにパネルヒーターをかけたら暑くて危ないので冬場の話、です。過ごしやすい季節は、パネルヒーターがかかっているエリアにシェルターは置かない!
いかがでしょうか??
難しく考えず、季節変わりにいつもシェルターにいる子がずーっと外にいたらシェルター内が心地よくない空間になっているかもしれません(慣れもありますが)。
いつもと違う状況は、環境が合わない可能性を考えてあげるとレオパも喜ぶと思います。
レオパが快適な環境を「自分で選べる」様に、パネルヒーターとシェルターの位置関係、配置してあげてくださいね!
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