レオパ湿度の上げ方、特に乾燥する季節である冬は困っている方も多いのではないでしょうか?私自身も湿度が上がらない、霧吹き使っても一時的しか上がらず、湿度上げ方(キープの仕方)ないかな…
と結構いろいろ調べたり簡易加湿器を作ったりしているのですが「ふと」アレ?と思うことがあったので一つの可能性としてコチラにまとめておこうと思います。
ただし、レオパのケージ湿度高すぎ=蒸れは良くないので注意ですよ!
レオパ湿度の上げ方・その1
レオパードゲコー(ヒョウモントカゲモドキ)の飼育情報を調べてみると、一般的には湿度40~60%が望ましい…と書かれています。
(ベビーの時は60~80%近くともされています。)
ふむふむなるほど。
日本においては屋内であればほとんどの場合、湿度40~60%(雨の日は70%~になります)に当てはまります。でも、冬は乾燥が進みますし、レオパの暖房=暖突を使うとさらにケージ内は乾燥が進んでいきます。
するとケージ内が湿度30%近くにまで落ちてしまっていることも!こりゃいかん!!
……と、いう事で、レオパのケージ内湿度の上げ方について調べて実行、そして我が家のレオパ・レオン君の動きから「ひょっとして」と思うことを書いておきます。
先ずは普段の飼育環境プラスαですぐにできること。
◆レオパ湿度の上げ方1
・水入れ/お皿を増やす
・水入れ/お皿をパネルヒータの上に置く
水の蒸発が促され、ホンワカとその周りの湿度は当然あがります。ですが……
普通のケージだと上部が網であること、左右に通気孔があってこの湿気が「ほぼ筒抜け」でケージの外に逃げて行ってしまいます。
これじゃあレオパのケージ湿度を上げるには不十分。そこでプラスα
・ビニールや下敷きなどで天井の網をフタする
こうすることで超原始的なやり方ですが湿度・湿気をケージ内に閉じ込めることが出来ますのでレオパのケージ湿度をあげる(閉じ込める)ことが出来ます。
タオルなどでは湿気を吸収してしまうので、使う素材に関してはご注意くださいね!
※参考
上の段向かって右の小さなケージ(ダイソーのシューズボックス)にレオパのベビーがいて急速に湿度をあげようとパネルヒーター上のキッチンペーパーに「直で」水をドバっとしみこませたところ…
参考:シューズボックスの蓋にあたる上面は10個程度の小さな穴しかないので湿気をしっかり閉じ込めてくれますので、
「もの凄い速さで」湿度があがりました(結露でなんとなく分かりますでしょうか)。が、蒸れがひどく80~90%まで湿度が一気にあがり、キープされてしまいました。
ですから、上部の蓋での湿気閉じ込め+パネルヒーター上に直で水は状況をみて要調整になると思います。(パネルヒーターがある位置の壁に霧吹きする、でもよいですね)
通常はパネヒ上に水入れ+蓋閉じ込めでちょっとだけ急いで加湿したい時は少量の水をパネヒ上に垂らす…のTRY&ERRORですね!
レオパ湿度の上げ方としてはコレが一番やりやすいと思います。
レオパ湿度の上げ方・加湿器
ほぼすることは同じです。レオパのケージ内湿度の上げ方として、簡易加湿器をケージ内に入れるという方法があります。
やることは上に書いたことと同じと言えば同じですが、今のヒョウモンントカゲモドキの生活環境に「プラスオン」するから分けました。
◆レオパ湿度の上げ方2
レオパのケージ内に加湿器を入れる。
加湿器…と言っても電気をつないで……などではなく「気化」。本当に単純と言えば単純ですが…
例えば百均で買った小さなガラス瓶にコーヒーフィルターを束ねて開くき「お花」っぽく見せた簡易加湿器です。これをやはりパネルヒーターの上に置けばジワジワと、かつ…
「花びら」の面積分蒸発するエリアが増えるのでただ水入れを置くよりは加湿力高い…と思っています。※後述しますが今は使っていません。
また、ダイソーなどではアニマルの素焼き加湿器(カビ注意)もあります!とてもかわいいですが、近くのダイソーで売られていなくて手にしてはいません。。
が、そこそこ大きいのでケージのサイズによっては邪魔にもなりかねません。レプタイルボックス(30×20cm)だと先ずムリ。30×30cmのケージでもかなり邪魔(笑)
簡易加湿器をレオパのケージ内設置した上で、天井の網をフタして蒸発した湿気を閉じ込めることでレオパのケージ内湿度をあげる。湿度の上げ方として行うことは結局、
・ケージ内蒸発
・ケージ内に湿度を閉じ込める
これしかありません。
ただし、気になることもあるんですよね…
レオパのケージ・湿度はどこまで重要か?
ここまで、レオパ湿度の上げ方について書いておきながらふと、古参のヒョウモントカゲモドキのレオン君をみると…
湿度が高いエリアであるシャルター内ではなく、思いっきり湿度の低い外で寝てだらーっとしていたりします。※どちらの下もパネルヒーターはないエリアです。
もちろん冬ですし、湿度だけでなく、温度他様々な要素で落ち着くエリアを決めていると思いますし、シェルター内で籠る日もありますが…
「湿気が低いエリアでも寝る」
=快適と言える場所であるともいえ得るのではないでしょうか(もしくはシェルター内より落ち着くエリア)。
湿度は脱皮の事を考えたら高い「エリア」があってもいですが、ケージ内の広い範囲で湿度が高い必要があるかと言われると、また別の話。
レオパ本人としゃべることができないので人間としては……となりますが、常時湿度高い中にいるより、自分で湿度が高いエリアと低いエリアを選んで生活できる方が良いのではないでしょうか?
だから…
ウェットシェルターをケージ内にしっかり入れているのであれば、ケージ内の湿度は過剰に「湿度上げなきゃ!」「湿度の上げ方は?」「霧吹き!霧吹き!」とやらなくても良いと思います。
むしろ私は、現在霧吹きを一切やっていません。それで3年(生体はどんどん増えていますが)以上健康に過ごしています。
また、脱皮が下手くそな生体以外は5~9月くらいはウェットシェルターに水すらいれていないです。外気で普通に50%以上湿度あるので不要です。
むしろ……カビます。
最終的には、レオパ本人が快適なエリアを選んでくれますよ!選択肢を与えてあげる、と言うことですね!人間だってずーっと同じ環境より変化を好みますよね??
長々と書いてきましたが、私の結論!
「脱皮が上手くいかない時以外は過剰の湿度対策を考える必要はない=ウェットシェルターを入れておけば十分」
となりました。ご参考にしてみてくださいね!
参考までに私がメインで使っているウェットシェルターつ関してまとめた記事です→ハイドロボックスの口コミ|レオパ用シェルター☆
Leave a comment