ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)のモルフ、アルビノ系は目が悪いと聞いたことありませんか?
私は初めて飼ったのはエクリプス(これも目が悪いと言われますが…)で、以降飼う際、アルビノは目が悪いと言うけれどどうなのかな?と思いなかなか勇気が出ませんでした。
ですが、昨年2020年7月に推定生後1~2か月のベビーをお迎えして以降の飼育の中での感覚についてお伝えします。
「生体による」が大前提ですがこれから、アルビノ系のレオパをお迎えしたいけれど眼が悪いと聞いて不安…と言う方のほんの少しでも参考になれば幸いです。
もくじ
ヒョウモントカゲモドキ・アルビノに関して
一般的にアルビノと言えばトレンパーアルビノを指すようですが、これは繁殖の大元・トレンパー氏が作ったモルフなのでトレンパーアルビノと呼ばれています。
他にもベルアルビノ、レインウォーターアルビノなど同じ法則です。
アルビノはハイイエローを代表とする明るめの色が出るモルフと違い、皮膚の色から黒色の色素が抜けて、黒いヒョウモンが白やピンク系の色のなります。
「色素欠乏症」とも呼ばれる遺伝子疾患を一般的にはアルビノと呼ぶため体色と同時に目にも特徴が現れます。
ノーマルアイと呼ばれる一般的な目は瞳孔の白縁以外の虹彩がグレーなのに対し、アルビノアイは白みがかり、瞳孔が一本黒い線のようにみえます。
ギロっと「いかつい系」として格好良く見えると言えば良いでしょうか。
ヒョウモントカゲモドキ・アルビノ系は目が悪いのか?
私が、初めてお迎えしたレオパのアルビノはマックスノーアルビノ(トレンパーアルビノ×マックスノー)です。マックスノーも目が良くないと言われているので心配ありましたが…
お迎え当初、ベビーのベビーの頃は正直アルビノだからと目の悪さは感じなかったです。
と言うのも常に腹ペコだからかお構いなしに餌を食べていたので感じようもなかったのです(笑)
実際のところ、目で餌を補足して食べているというより餌のニオイを感じてそちらの方向に噛みついている…といった感じではありました。
ただ、ある時より目の悪さと言うか「あれ?」と思う事が出てきました。
餌欲しさにレオパがシェルターなどから出てくるというのを飼育している方は経験したことがあると思います。その時ケージ越しに指を動かすと…
右へ左へ、指を追って顔を動かすもの…ですが、この子は腹ペコ、餌要求中にもかからわず私の指には全く反応をしませんでした。
この時(ようやく)、アルビノ系は目が本当に悪いのでは?と感じるようになりました。
※ですが私の問題もあったので後述します。
そもそものヒョウモントカゲモドキ生体から考える
ヒョウモントカゲモドキの目の良さうんぬんを先ずは置いておいて…
そもそもヒョウモントカゲモドキ=レオパは夜行性です。明るいところは苦手。突然、部屋の電気をつけるとアルビノに関わらず目を細めたりします。
ヒョウモントカゲモドキに餌を上げる時は電気を暗くする
私の感覚では、この「まぶし!!」という反応がアルビノの子は「極端」なのだと思います。要は明るいところが非アルビノの子より苦手、まぶしさがダメと言う事です。
……これは私のいけないところなのですが、初めてレオパを飼った時は教えに沿って電気を暗くして餌をあげていました。暗くする理由は先の通りです。
ですが慣れてきてからはこれを怠っていました。最初にお迎えしたヒョウモントカゲモドキはのエクリプスは普通に部屋の電気をつけていても目で追って餌を食べたいたので。
試しに部屋を暗くして、アルビノの子を見てみると、明るい時と比べて明らかに瞳孔が開き物が見えている様子でした。そして指を振ってみると…
右へ左へしっかりと首を振って追いかけてきました。
そう、アルビノだから目が悪いというのは確かにあるのかも知れませんが、それ以上に「明るいところが苦手」の度合いがノーマルアイの子よりも高い、が私の結論です。
まとめ
ヒョウモントカゲモドキ=レオパードゲッコーは「そもそも夜行性」という大前提を忘れずに、アルビノの子は「明るいところが特に苦手」と考えてあげてください。
たしかに、「とはいっても」非アルビノのモルフより目は悪いのかも知れませんが、じゃあ飼育が難しいのか?と言われると私はNOだと思います。
部屋の電気を暗くするなどのひと手間がメンドウ…と言う方にはオススメできませんが、かわいいわが子の為なら気にならない、と言う方ならアルビノだからって飼う事をためらう必要はないと思います。
人間の都合でペットとして買われているので少しだけヒョウモントカゲモドキに寄り添ってあげてくださいね!
それでは良いレオパライフを!!
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