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レオパは多頭飼いできるのか デメリット多いが条件付きで可能

レオパは多頭飼いできるのか デメリット多いが条件付きで可能

レオパを飼育していると…

気づいたらレオパが増えている
(どんどんお迎えしてしまう)ことありますよね?……よね?(; ・`д・´)圧

そうなると、レオパ(レオパードゲッコー)が
多頭飼いできないものか…と考えてみたりもします。

結論からいうとレオパの多頭(複数・同一ケージ)飼いは可能です。……が!多頭飼育には注意が必要です。というか条件が付きます。

以下で私の経験踏まえて解説していきますね!

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レオパの多頭飼いのメリットと可能性

レオパードゲッコーは「条件が整っていれば」複数飼育することができます。が、この決断には複数の注意点があります。

レオパの多頭飼いのシンプルなメリットは……経済的なメリットでしょうか?

ケージを少なく(1つ)にまとめられる→パネルヒーターや暖突などの保温器具をまとめられる=温室などを一つにできる→共有で使えるものは使える……

このような「人間側のメリット」を享受しようと、一つのケージの中で複数の個体を共存させることは可能ではあります。

 

でも、それぞれのレオパに十分なケアを施し、快適な生活を与えるためには「飼育環境の最適化」が不可欠です。

あとでデメリットの項目でお話をしますが…

一緒に暮らす=同じケージ内でクラス個体間でのケンカや、誤って他のレオパをガブリ…と「餌と」見なしてしまう危険性も考えられます(マジです)。

こうしたリスクを避けるためには、日々の注意深い観察と適切な対応が必要となります。

レオパを多頭飼いを行う時の注意点

レオパの多頭飼いは「条件付きで」可能としましたが絶対にNGなこと、またこれをやらないと「かわいそう」なことなど注意点があります。

オス同士の多頭飼いは推奨できん!そもそも向かない

レオパのオス同士の多頭買いはNGです。

そもそも野生下でのレオパは、通常オス一匹が複数のメスと一緒にいる「ハーレム形式」の繁殖を行います。

「オスは一匹」

これに倣って、オス同士を同じ空間で飼育すると争いが生じ、ケンカに繋がる可能性が高まります。けっこう壮絶ですよ、、レオパのケンカ(; ・`д・´)

だから仮にレオパの多頭飼いをするなら点

・オスは一匹のみにし、他はメス
・メスだけ

この組み合わせになります。

 

ただしあくまで「可能」というだけで、個々の相性も普通にあります。人間と一緒です。

機嫌が悪い時に驚かされると反射で噛んだりもするので…

「オスとメス」だから
「メス同士」だから安心

ではない!基本は単独飼いです。

成体とベビーの共存は避けるべき

大きくなったレオパードゲッコーが幼体を間違えて餌と見なし攻撃することがあります。

(その逆も。ただし被害状況は違いますよね)

成体は自然により大きな獲物を求めるため、幼体との共存はリスクが伴います。多頭飼いを考える際は、体サイズが互いに近い個体同士を選ぶことが重要です。

特に…目が良くないアルビノ系のレオパは、(良く見えないから)空腹時にカサカサ音がすると…反射で食べにいきます。

ケージとシェルターへの配慮

レオパの多頭飼いで「なんとか」快適な飼育環境を整えるには、広々としたケージの確保が必須です。

また、飼育するレオパの数より多いシェルターを用意することで、個々がストレスを感じることなく安心して過ごせる逃げ場を作ってあげられます。

たまにネット上で狭いシェルターに仲良く複数のレオパが入っている画像が出ていますが…


仲良くしよーぜ
(`・ω・´)

ではなく、仕方なく…広いところより狭いところが落ち着くから「そうなってしまっている」が正解だと私は思っています。

 

それぞれのレオパが自身のシェルターを持つようにすることが望ましいです。

レオパの飼育者としては、多頭飼いの魅力にこころ揺らぐことは当然あると思いますが、慎重な判断が必要。

個体間の相性、適切なケージの大きさ、シェルターの確保など、しっかりとした配慮が求められます。

これら全てを理解し毎日の観察を欠かさず行うことがで…多頭買いも可能は可能です。

…が!やはり……

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レオパの多頭飼いにおけるデメリット&問題点

レオパの多頭飼いは「人間側の」メリットはあれど、「レオパ側」にはデメリットが大きいです。

言い方をかえると…

「多頭飼いはできるはできる。が、、、」

です。

いくつかのデメリットをまとめておきますね!

個々の食事管理が難しい

レオパを多頭で飼育する際には、食事の管理が一つの大きな課題となります。

活動的な個体が他の個体よりも多くの食事を取ってしまうケースが見られるため、個別に餌を与えることで、全ての個体が適切な栄養を摂取しているかを確認する必要があります。

給餌時の争いを避けるためには、それぞれを分けて給餌することが推奨されます。

健康状態の正確な把握難しさ

多頭飼育のもう一つのデメリットは、各個体の健康状態を正確に把握することが難しい、です。

例えば吐き戻しや下痢が見て取れた場合複数飼いだと「誰が」体調を崩しているかの特定が難しいです。

レオパードゲッコーは一般的に自分の排せつ物の場所を記憶し同じ場所で用を足します。

しかし、体調不良の下痢の場合普段と違う場所でしてしまうこともあるし、吐き戻しはどこでするかもわかりません。

だから…多頭飼いで体調を崩した個体を特定するのは一層困難になり、迅速な対応が求められます。

細菌感染症の増加リスク

レオパの多頭飼いでは細菌感染症の拡散リスクも無視できません。

特に幼体の場合は、感染のリスクを減らすために細心の注意が必要です。外見上は健康に見える個体であっても内部で感染が広がっている可能性があります。

意図しない繁殖の問題

オスとメスで多頭飼いした場合、繁殖を意図しない場合でも繁殖=抱卵・産卵となるリスクがあります。

交尾が起きれば、多くの卵が産まれる可能性があり、すべての幼体に適切な飼育環境を提供することが困難になります。

レオパの場合8~10個近く断続的に産卵します。

全て飼う……覚悟はありますか?

(※免許がない人の売買はNGですよ)

まとめ

レオパードゲッコーの多頭飼いは可能か不可能かと言えば…可能です。

「特定の条件下では」

・オス+メス
・メス+メス

の共生も可能です。


自然界ではハーレム形式なんだから
別にいいじゃん!
それが自然ってもんでしょ!

これに関してはその通りですが、でも、多頭飼育には複数のデメリットがあり、広いスペースや増えた清掃作業などを考えると、特に繁殖目的でない限りは積極的に選択するべきではないかな、と。

レオパの飼育は「単独での飼育」がベターでありベスト……ということが上手く伝わっていれば幸いです!

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