「product(プロダクト)」ブランドのオーガニックヘアワックスは、シンプルな成分と自然な使用感で美容業界から高く評価されています。
このヘアワックスは敏感肌の方でも安心して使え、髪だけでなく唇や爪のケアにも適しています。優しいということが伝わってきますよね。
ワセリンのような柔らかい質感が特長で、髪にスムーズになじみます。さらに、使用量によって髪の質感や光沢を変えられるため、私の妻も愛用しています。
男女を問わず人気のあるこのワックスですが、つけて時間が経つと油臭いと感じるユーザーもいます。
この記事では、時間が経つにつれて現れる油臭さの原因や、使うタイミング、オススメの使い方などを解説してきます。
もくじ
プロダクトワックスが時間が経つと油くさいと言われる理由
一般的なヘアワックス、特にシアバターを含むものは、時間が経つと油臭くなると言われています。
だから、時間が経つと油臭いと言われるのはプロダクトのワックスに限ったことではなく成分上「そういうもの」といえます。
(そもそも髪の毛=ワックスではなく、頭皮の油が多いなど他の理由もあったり)
「product」ワックスには、タンジェリンのさわやかな柑橘系の香り、ダマスクローズの甘く豊かな香り、そしてネロリとベルガモットの組み合わせによる「幸せの香り」が特徴です。
使用直後は香りが強く感じられますが、時間が経過すると油っぽいにおいがすることがあります。これは含まれるオイルが酸化することによるものです。
オーガニック成分で作られているため、他の製品より酸化が早いと言われています。開封後はなるべく早めに使い切ることをお勧めします。
逆にあまり油臭く感じないワックスはオーガニック成分ではなく、強い香りの化学成分をつかってこの油臭さをごまかすようにしているのです。
これはオーガニックの良いところでもあり、ちょっと残念なところでもありますね。
時間が経ったら油くさい対策:香水
プロダクトワックスに限らず、スタイリング製品が時間が経つにつれて不快な臭いを放つことがありますが、多くの人は香水を使ってこれをごまかしています。
油っぽいニオイが強い場合に特に効果的で、シトラスやローズマリーなどの特定の香りは、これらの匂いを抑制するのに役立ちます。
また、ラノリンのような成分の臭いには、ネロリやプチグレンの香りが適しています。
「成分上」仕方ない部分なので、対策をとしてできることは「上からカバー」くらいです。
就寝前のプロダクトワックスの使い方
プロダクトワックスは就寝前のヘアケアにも適しており、髪にツヤを与え、整えやすくしてくれます。
また、髪の保湿効果もあり、乾燥を防ぐことができます。このワックスは、手やひじなど、全身の乾燥した部分にも使えるのが特徴です。
ただ、寝る時にワックスを使うと、枕が湿気やすくなることがあるため、枕カバーをこまめに洗う必要があります。
ワックスを多く使い過ぎると、油分と皮脂が混じり合い、髪が重くなることも。就寝前には、少量を均等に髪になじませることが重要です。
お風呂上がりのワックスの使用について
お風呂上がりにタオルドライした髪にプロダクトワックスを塗り、ドライヤーで乾かすと、髪がツヤツヤしてしっとりとします。乾燥しやすい髪の人に特におすすめです。
朝、起きた時に髪がパサパサにならず、ヘアアイロンでのスタイリングもしやすくなります。また、濡れた髪のような質感を好む方にも、お風呂上がりの使用が効果的です。
ただ、お風呂上り=就寝前となると寝具についてしまうので、こまめな洗濯が必要になります。
これもプロダクトのワックスに限ったことではなく、油を含んだ製品を使う以上仕方のないことではあります。
プロダクトワックスの評価とユーザーの声
プロダクトワックスを使った人たちの感想を見てみましょう。
否定的な意見
・濡れたような質感は得られるが、セット力はいまひとつ
・使用当初は香りが良いものの、時間が経つと油っぽい匂いに
・寒い季節にはテクスチャーが硬くなって使いにくい
・風が吹くと脂っぽい匂いがすることがある
・適切に温めないと、白い粉が出ることがある
これらの意見から、時間が経つにつれて出る油の匂いや温度によるテクスチャーの変化についての指摘が多いことがわかります。
やはり、油臭いという意見はどうしてもありますね。
肯定的な意見
・髪がサラサラになる
・使う量によって、パサつきを抑えたりウェットな仕上がりを得たりできる
・髪のまとまりが良くなる
・天然素材なので、シャンプーで簡単に洗い流せる
・乾燥する季節でも、髪のパサつきを減らし、まとまりやすくなる
・髪以外の乾燥した部分にも使用できる
・湿気の多い日には髪のうねりや広がりを抑えることができる
これらの肯定的な意見は、髪のまとまりにくい人に特に好評であり、髪以外の部分への使用にも満足しているユーザーが多いことを示しています。
ちなみに私の妻は「肯定派」です。
※夜寝る前には浸かっておらず、朝のセットの際に少量利用してそのままハンドクリームがてられになじませています。
プロダクトワックスのオススメの使い方と活用法
プロダクトワックスは、髪型を整える際に多彩な効果を発揮する便利なアイテムです。以下にその基本的な使い方をご紹介します。
使用する際は、必要な量を手に取り、手のひらで温めてオイル状にします。このようにして柔らかくなったワックスを髪に均等に塗布します。
・ウェットスタイルの場合: 濡れた髪に塗り、髪が束にならないように均一に広げます。
・巻き髪スタイル: 巻いた髪の部分に特に集中して塗ります。
・毛先のスタイリング: 毛先に重点を置き、なじませて形を整えます。
・ボリュームアップ: 髪全体に揉み込むようにして塗ります。
室温が低い場合、ワックスが硬くなることがあるので、手のひらでしっかり温めることが大切です。また、ドライヤーを使う前にワックスを適用すると、髪に潤いとツヤを与えることができます。
私の妻は、こまかなスタイリングというより、ボリュームを抑えたりツヤを出すために少量を利用しています。
さらに、プロダクトワックスは乾燥した肌にも使えます。特にひじやひざなど乾燥しやすい部位に余ったワックスを塗ると、乾燥を防ぐことができます。
100%天然成分で作られているため、小さなお子様や敏感肌の方にも安心してご使用いただけます。
ただし、つけすぎると…「時間が経つと油くさい」となるのでご注意ください。
手や肘・ヒザなどは自然とまわりのもので(触ったり・服などで)とれていいきますが、やはり髪の毛は使い過ぎに注意です。
以上より…
プロダクトワックスが合う方
プロダクトワックスが合う方=自分のニーズに合うかどうかです。
・簡単にウェットヘアスタイルを作りたい
・自然なツヤとまとまりを求める
・肌に優しい成分が欲しい
・複数の用途で使用したい
・コストパフォーマンスを重視したい
など、の目的がある方はプロダクトワックスの用途や使い勝手がピッタリです。
スタイリングワックス=髪だけでなく、全身の保湿用としても使用可能なプロダクトワックスがピッタリあうと言えます。
プロダクトワックスが合わない可能性が高い方
いっぽうで
・強いキープ力を求める人
・特定の香りに敏感な人
・使いやすさを最優先に考える人
にはプロダクトワックスが向かない場合もあります。
時間が経つと油っぽいニオイになったり、テクスチャーが硬くなることがあるため、注意が必要です。
強いキープ力や特定の香りを避けたい場合は、他のスタイリング製品を検討することをおすすめします(それでもワックス系と油っぽいニオイとオーガニックは並びたつことが難しいです)。
このように、スタイリング製品を選ぶ際は、自分のスタイルやニーズに合ったものを選ぶことが重要です。製品の特性をよく理解し、自分に合った使い方を見つけることで、より充実したヘアケアライフを送ることができますよ。
まとめ
プロダクトワックスは、オーガニック原料を使って作られた多目的なアイテムです。髪はもちろん、全身のケアにも使用できます。
ただし、オーガニック原料のため、時間が経つと少し油臭くなることがありますので、使用量には注意が必要です。また、開封後は酸化が進むため、早めに使い切ることをおすすめします。
「使い方のポイント」を押さえれば髪だけでなく、体にも使える万能ワックスなので我が家では「推し」ています。
オーガニックにこだわりがある方は使ってみてくださいね!
Leave a comment