子供たちにとって、甘くてふわふわのマシュマロは魅力的なおやつです。
私も、息子くんに時々マシュマロをおやつとして与えています。甘いものが大好きな子供はマシュマロを特に喜んで食べるんですよ。
ですが、マシュマロを安全に子供に食べさせられる年齢は一体いつからなのでしょうか。
マシュマロを何歳から食べられるか気になるところではあります。
また、そもそもマシュマロの原材料や製造方法についてもよく知らないことに気が付きました。
そこで、以下のような点についてご紹介します
・子供にマシュマロを与えるのに適切な年齢=何歳から?
・マシュマロを与える際の注意点
これらの情報は特に幼児を持つ親御さんにとって役立つかもしれません。ぜひお読みください。
もくじ
子供がマシュマロを食べるには何歳から?適切な年齢とは?
実は多くのメーカーがマシュマロの適切な消費年齢に関して明確なガイドラインを出していないんです。何歳からと明言してしまうと…(個人差があるので難しいクレームの可能性が生まれますから)
しかし、一般的には3歳頃から食べられるとされています。
(我が家では、親が見守る中で2歳半から食べています)
それでは、3歳でマシュマロを食べさせる際に親が注意すべき点は何でしょうか。
幼児にマシュマロを与える時の注意点
① 誤嚥の可能性
柔らかくて口どけの良いマシュマロですが、十分に噛まずに飲み込むと誤嚥してしまう危険があります。
子供には一口で食べず、少しずつ食べることやしっかり噛むことを教えましょう。
② アレルギーに注意
アレルギーを持つ子供には、マシュマロの原材料をしっかり確認することが大切です。
特に大豆や卵などアレルギーの原因となりやすい成分を含んでいる場合は注意が必要です。
③ 虫歯のリスク
マシュマロには砂糖や水飴がたくさん含まれています。
甘いものをたくさん食べると虫歯になるリスクが高くなります。
また、「そもそも」
・間食を長引かせず、おやつの時間を決める。
・食べた後は歯磨きやうがいをする。
これらの対策をしっかり行うことで、子供の虫歯を防ぐことができます。
マシュマロは、柔らかく甘い味わいで多くの人に愛されていますが、卵白やゼラチンなど、アレルギーを引き起こす可能性のある成分を含んでいることもあります。
そのため、子どもにマシュマロを食べさせる前には、アレルギーがないかを確認し、もし食べた後に体調に変化があれば、すぐに医師の診断を受けることが重要です。
さらに、マシュマロに含まれる砂糖の量は虫歯を引き起こす原因となりうるので、食後の口腔ケアは念入りに行いましょう。
また、マシュマロのサイズや柔らかさが原因で、時には喉を詰まらせてしまうことがあります。
子どもがしっかり噛めているか、喉に詰まらせていないかを確認し、小さく切ってから与えるなどの対策を取ると良いでしょう。一度にたくさん食べさせないよう、ひとつずつ手渡すのも効果的です。
(やはり「何歳から」と明言はできないですよね?)
緊急時の対処法
小さい子どもがいる家庭では、食べ物が喉に詰まる事態は深刻な問題です。
マシュマロは特に、噛まずに飲み込むと喉に詰まりやすいため注意が必要です。
子どもが窒息しそうになった場合は、直ちに救急車を呼び、背部を軽くたたくなどして異物を取り除こうとすることが推奨されますが、間違った方法では状況を悪化させる恐れもあるため、慎重に行う必要があります。
改善しない場合は、救急隊が到着するのを待ちましょう。
「そもそも」の話となりますが、自分(親)がいないところで勝手にマシュマロを食べないよう、手の届かない高いところに置くことは必須。
また、お兄ちゃん・お姉ちゃんがいる場合は(その年齢によりますが)かってに与えないよう注意をするか、そもそも暫くの間マシュマロをあげないか、の家庭内調整が必要です。
その他の注意点
お菓子を食べる際は、食後に歯を磨くことやうがいをすること、また「ダラダラ食べ」をさせないことが大切です。
これは、砂糖を多く含む食品が虫歯の原因になりやすいため、また間食が多いとバランスの取れた食事を摂るのが難しくなるからです。
マシュマロを含めたお菓子全般において、原材料や添加物、アレルギー物質への配慮をしながら、子どもたちの健康を守りましょう。
マシュマロの基礎知識:成分、カロリー、糖分と塩分について
どこの家庭にもよくあるマシュマロですが、スーパーや薬局で見かけるものの成分はどんなものでしょうか。
・マシュマロの主要成分
マシュマロを作る際、主に以下の成分が用いられます
・大豆(特に大豆タンパク)
・コーンスターチ
・砂糖
・水飴
・ゼラチン
これらがマシュマロの基本的な材料で、製品によっては卵(特に卵白)、香料、合成着色料、防腐剤などが加わることもあります。
ただし、卵アレルギーの子供のために、卵を使っていないマシュマロも販売されています。
詳細は「子供に安心して与えられるマシュマロのおすすめ」のセクションでご紹介します。
・マシュマロのカロリー
100gあたりのマシュマロのカロリーは大体310~330kcalです。これは小さな子供にとっては高いカロリー量です。
子供が1日に必要とするカロリー量を考慮すると、マシュマロのカロリーの高さがよく分かります。
・男の子:約195kcal
・女の子:約188kcal
・マシュマロの糖質
1袋100g当たりの糖質は約79.3g
・マシュマロの塩分
1袋100g当たりの塩分は約0.04g
子供に与えるマシュマロの適切な量
マシュマロのカロリーに触れましたが、子供のおやつのカロリーは1日の必要カロリーの約10~20%が目安です。
マシュマロは、種類によってカロリーが異なりますが、大体1袋で330カロリー程度とされています。
特に小さい子どもにとって、この量は1日に必要なカロリーの大きな割合を占めてしまう可能性があるため、スナックとして楽しむ場合は1日約30グラム(120kcal)以内に抑えることをお勧めします。
他のお菓子を与える場合も、全体のカロリー量を考慮して量を調整しましょう。
子供に安心して与えられるマシュマロのおすすめ
・「ヨーグルト風味」のマシュマロ:保存料不使用、卵不使用
ヨーグルト風味のマシュマロは、子供から大人まで人気のある味わいです。
この商品は、保存料を使わずに作られているため、子供にも安心して与えることができます。
また、卵を使用していないので、アレルギーを気にする家庭でも安心です。
(メーカーにもよるのでご確認ください)
・CGCブランドのマシュマロ:塩分ゼロ
大人も子供も、塩分の過剰摂取は健康に悪影響です。
むくみや脱水症状のリスクが高まることもあります。CGCのマシュマロは塩分が含まれていないため、健康を気にする家庭にぴったりです。
・食べすぎを防ぐにはプチサイズがおすすめ
子供がマシュマロを食べ過ぎることを心配される方には、プチサイズのマシュマロが適しています。
小さなパッケージのマシュマロは、食べる量を簡単に調整できるので子供に少しずつ与えるのに理想的です。
幼児はマシュマロを何歳から食べられる?まとめ
マシュマロは、特に子供にとって魅力的なおやつですが、いくつかの重要な点に注意する必要があります。
メーカーからの明確な指針がないものの、一般的には3歳頃から食べ始めることができます。
しかし、誤嚥のリスクがあるため、子供には一口で食べずに少しずつ噛むよう教えることが大切です。また、アレルギーのリスクも考慮し、大豆や卵など特定の成分を含む製品には注意が必要です。
さらに、マシュマロに含まれる砂糖や水飴の量が虫歯の原因になるため、食後の歯磨きやうがいを徹底することが重要です。
マシュマロの主要成分には大豆、コーンスターチ、砂糖、水飴、ゼラチンが含まれており、製品によっては卵、香料、合成着色料、防腐剤が加わることもあります。
カロリーは100gあたり310~330kcalで、特に小さな子供には高カロリーです。
子供のおやつとしてのカロリーは1日の必要カロリーの約10~20%が目安であり、適量を守ることが大切です。
健康を考慮したマシュマロの選択肢として、保存料不使用で卵を含まないヨーグルト風味のマシュマロや、塩分ゼロのCGCブランドのマシュマロがおすすめです。
また、食べ過ぎを防ぐためにはプチサイズのマシュマロが理想的で、食べる量を調整しやすいです。
美味しく・無理なく食べられる量のマシュマロを楽しんでいきたいですね。
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