ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の脱皮、御手伝いしなくてよいの?と思ったことありませんか?
私はあります。と言いますか、最初にお迎えしたレオパのレオン君が「諦める系」のヒョウモントカゲモドキ族のようで(苦笑)
それで、さすがにこのままではいかん!として、ヒョウモントカゲモドキの脱皮を手伝う事にしました。その時の方法やコツをまとめておきますのでご参考にしてみてくださいね^^
ヒョウモントカゲモドキの脱皮・前兆は真っ白?
ヒョウモントカゲモドキ(レオパードゲッコー)の脱皮の兆候は、ご存知かと思いますが身体が、全身が白くなります。ちょっと白い?ではなく、明らかに白くなります。
こんな感じ。
ちなみに通常はこんな色です。
明らかに白いのが分かりますよね!でも、、ブリザートなどもともとが白い子は分かりにくいですかね。。
そもそも、脱皮を手伝うも何もウチの子脱皮したことないんだけどー??ウチのレオパは脱皮しないのかな??…と言う主さんもいるも知れませんが、成長度合い・個体に差はありますが、半月~1.5か月に一回は脱皮するレオパが多いと思います。
小さい子は頻度高めです。
だから2か月も3か月も一緒にいて脱皮(の兆候を)みかけないと言うのは…
・シェルター引きこもりで目にすることがない(けれど夜中勝手に脱皮終わっている)
・気づかない間に終わっている=脱皮が上手いヒョウモントカゲモドキ
なのかな、と思います。
※湿度が低いと脱皮が上手くできないです。人間に置き換えてみてください。日焼け後、カサカサの皮膚と、うぇってぃな状態の皮膚、どちらが向きやすいですか?
…分かりづらいかな(苦笑)
ヒョウモントカゲモドキの脱皮の兆候を目にすることがあったら「おっし頑張れよ!」とそっと、且つ熱く応援してあげたいですね。脱皮のお手伝いは最終手段。
ヒョウモントカゲモドキの脱皮・兆候見かけたら
運よく(?)ヒョウモントカゲモドキの「白い」状態をみかけたら、ガンバレ―……と応援してあげるのも良いですが、いつも以上に神経質になっている可能性もあるので…
先ずは「脱ぎ始める」までそっとしておいてあげてください。
その上で、例えば…
こんな状態で休息/諦めていたら、その子は…
・脱皮がへたっぴ
・湿度が足りない
可能性があります。すぐにレオパ君の脱皮を手伝う…のも良いですが、先ずは湿度をあげてみてください。
これは、この写真のヒョウモントカゲモドキのレオン君をお迎えした爬虫類カフェのオーナーさんに最初の脱皮(諦め)時相談したら
◆霧吹きでケージのまわりをぎっとぎとに濡らして湿度をあげる
で、1時間ほど様子をみて脱皮を直接手伝うか決める…といった具合でした。
一応この後、写真のレオン君はケージのガラス面に身体を擦って頑張りは見せたのですが…ダメだったので、脱皮のお手伝いをすることになりました。
※ケージ内に流木などを入れている方はヒョウモントカゲモドキがいつもより興奮状態で、身体を擦りつけようとゴリゴリやります。その結果、怪我をしたりすることもあるようなので気を付けてあげてくださいね^^
ヒョウモントカゲモドキの脱皮を手伝う!
いよいろヒョウモントカゲモドキの脱皮を手伝う時がきました!
人によりますが…
・たらいにお湯をはる
・洗面台に栓をしお湯をはる
二つの方法・選択があります。私は洗面台自体が綺麗かと言われるとアレですし、ただでさえ慣れない脱皮を手伝うので、そこまで連れて行くという選択肢はなく…
たらいにお湯をはって、俗にいう温浴を開始しました。この時の温度は35度位が良いらしいです。ちなみに私は…
レーザー温度計を使って、温度りをたいところをピンポイントで計り、日々のケージ内温度確認の為に買って使っていたものを役立てています。
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爬虫類用もありますが、無駄に高い(!)ので一般用を購入(たぶん倍以上はします)。
ここで一点注意ですが、ヒョウモントカゲモドキにとってお風呂=温浴は、仮に自然界にいたらまず遭遇しない状況です。たまにブログなので自ら水に入る子もみかけますが、、、それはレア。
それなりの確率でゆっくりとたらいにつけても…
あばれます。
レオン君も暴れました。
なんなら見たことないスピードでもがいてつるつるしているたらい、結構急な坂ですけど上り切って脱走!!……しかけたので、頭の向いている方に手で壁を作って様子を見た方がよいと思います。
そりゃそうですよね。初めてのお風呂が恐くないワケないですもん。
ゆっくりと背中にお湯をかけたり、ティッシュを湿らせて背中に貼りつけたりして全体がしっとりしたら(ヒョウモントカゲモドキの皮膚は水を結構はじきます!)、
コツとしてはそっと、ゆっくりと、とっかかりになる部分から
「つつつ…」
と、脱皮を手伝っていきます。切れ目があるなら案外簡単に向けますよ、本当に。この時、「脱皮を手伝ってもらっている」という感覚がレオパ本人にもわかるのか…
レオン君の場合はされるがままですんごい大人しくなりました。
感触的には、つつつ、といった感じです。力は入りません。
ただし!指先、を脱がせるのは本当に大変です。
爪の先まで「被って」いるので、すんなり剥けることはなく、詰めの方向にコロコロ皮を転がしていく感じです。力任せには絶対にやらないでくださいね!ここだけは神経つかいます。
・指先
・尻尾の先
・瞼の上
などよーく見直して、剥き忘れ(自分でげやーーー!笑)が無いかチャックしましょう。
終わったら、キッチンペパーなどで身体を良く拭いてあげてください。そのままだと身体が冷えてしまいますからね!
ちなみに、見えづらいかも知れませんが、初めての脱皮を手伝う私へのご褒美がこちら…
俗に言う「手袋」が綺麗に取れました!!ありがとうございますヽ(^o^)丿
…という奉仕の気持ちが大事ですね!
ただ、あまりに小さい子だとなかなか難しいですし、ハンドリングをメチャクチャ嫌う子だと結構難しいのですよね。。
だから、私はこういった時や日々のメンテナンスの為に、荒々しくは絶対にしませんが、日々問答無用で少しずつ触って慣れさせています。
長兄のレオン君は一切逃げなくなり(諦めの境地)、ニシアフのもずくサンはびくっとするもののされるがまま(諦めの境地)となっています。
ここら辺はそれぞれの方の飼育方針があると思いますから何が正解かは難しいところですが、結果としてレオン君のようなヒョウモントカゲモドキ、ダッピアキラメトカゲモドキには良い結果となっています。
ベタベタ人間が遊ぶ目的で、犬猫のように触るのはストレスがかかると思いますが、「最低限」はやはり必要だと思います。
ヒョウモントカゲモドキの脱皮を手伝う、そんな時のお役に立つ情報となれば幸いです^^
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