ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)のケージレイアウトって悩みませんか??
特に初めて、ヒョウモントカゲモドキをお迎えする時は、ネットで見かけた手の込んだケージレイアウトに憧れて「アレヤコレヤ」妄想してしまいますよね^^
でも、レイアウトの楽しみは当然、レオパライフにおいてとても重要な楽しみ方のひとつですが、ヒョウモントカゲモドキにとっては…
・シンプルイズベスト
なのではないか?と飼いはじめて思ったので、その理由と最初から凝る必要はないよ!…と言うことをまとめておきたいと思います!
ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)のケージレイアウトはシンプルに!
インターネット上の情報を観ていくと、緑に流木、砂の床材に…とヒョウモントカゲモドキの故郷に似せた(と思っている)レイアウトがとても格好よく画像が出てきますよね。
確かに、「本来は」そういった環境に近い場所で暮らしているのかもしれません。
でも、CBと呼ばれる国内で繁殖されたヒョウモントカゲモドキにとっては、当然故郷の記憶なんてなく、遺伝子レベルで吸い込まれている…のか本当に?と疑わしい部分もあります。
本来の環境が一番!
…といった意見も当然あろうかと思いますが、日本で生活している以上日本の環境への「慣れ」は出てきますし、レイアウトをぐちゃぐちゃとすることは飼い主の自己満足の度合いの方が大きいのではないか、と思ったりもします。
もちろんこの自己満足のケージレイアウトで飼育モチベーションが上がる…方もいるとは思いますが…
本当にヒョウモントカゲモドキ=レオパの事を思うなら「シンプル」が一番事故が少ないのではないか?と思います。
いくつか理由をまとめておきますね!
1、床材=キッチンペーパー(ペットシーツ)がベスト
これは少しでもヒョウモントカゲモドキについて調べたことがある方はすぐにピンとくると思いますが…「砂系」の床材は「誤飲」のリスクがあります。
ヒョウモントカゲモドキ自身は目がメチャクチャ良いわけではないので、エサと一緒に食べてしまったり、人口餌などとくっついて一緒に食べてしまったり…
あくまで上記は想定されることではありますが、ペットはコチラの想定以上の事を「えっ!?」としてくるものです。排除できるリスクは排除してあげた方が良いと思いませんか??
※砂を掘りほりすることでストレス解消になる…といったご意見もあると思いますが、そこに砂があるからやっているだけ、本当にストレス解消になっているのかはレオパ自身にしか分からないですよね。
そして、うんちの発見もしやすい!
砂=ソイル系は発見が遅れたり、ホリホリされてしまうと…
2、流木・用岩石などはいらない
はい…ヒョウモントカゲモドキのケージレイアウト性高いものを切ってしまいます、、
ケージの見た目を良くするこの2つのアイテムですが、「脱皮のとっかかりになる」などありますが…
ヒョウモントカゲ自身が脱皮の際、擦りつけることを想定していることと思います。しかし、、、力加減をレオパ自身が間違えると、自分自身を傷つけてしまう恐れもあることを忘れないほうが良いと思います。
流木…ササクレと言うか尖ったところ、割れているところありますよね?…さらにツメが引っ掛かる可能性もありますよね??
カビやすく、否定派も多いズドー社のウェットシェルターでも入っていれば脱皮の助けとしては十分ですし、本格的に脱皮の兆候が見えたら霧吹きでケージをギドギドにすれば自然と脱皮しやすくなります。
怪我のリスクを考えたら、レイアウト性高い流木や用岩石などは無い方がヒョウモントカゲモドキの「安全」上は良いことは間違いないですよね?
3、水苔も誤飲のリスク…
上記のズドー社のウェットシェルターの代わりに湿度を保持しつつ、ヒョウモントカゲモドキの家=シェルターとして活用されるのがタッパー+水苔の「水苔シェルター」。
レイアウト上、見た目的にはどう見ても「タッパー」ですのでレイアウト性は既に低いと言えば低いのですが、この水苔も誤飲の話はどうしても付きまといます。
ここでも、コチラの想定以上の「えっ!?」がどうしてもあるんです。可能性として寝床で食べてしまうこのを想像するかもしれませんが…
自分の身体について水苔が生活空間について出て着たり、出入口が側面にあると、シャルター内から外に書きだしたり…
そして、愛らしいと言えばそうなのですが、おバカさんなのかお腹空いているとそのシェルター外に出た水苔を食べてしまって…といった話もあるんです。
しかも、ヒョウモントカゲモドキを飼いなれている方が経験する位ですから、「想定以上のこと」は普通に起こるということです。
この対策としては、キッチンの排水溝ネットなどに水苔をいれて設置してあげることである程度はリスクを少なくすることができますし、何なら…
・スポンジ
を水苔の代わりに、そもそも食べさせるネタを無くすことも出来ます。
※ただし、排水溝ネットが爪に引っかかるといったリスクもゼロではありません(スポンジもゼロではありません)。
さらにリスクを下げるなら、スポンジの代わりにキッチンペーパーを濡らして敷く…といったキッチンペーパー様様の飼育をしている方もいます。
誤飲からの腸閉塞、拒食…は飼い主にとって避けねばなりません。命に係わることですよね。
4、過剰なレイアウト物いらない
ここまで書くと想定はできると思いますが…
ヒョウモントカゲモドキはケージ内、壁伝いに立ちあがって脱走を試みる(・)かわいい動きをします。そして…力尽きて転ぶ…
この転んだ先に、例えば人口の固めのプラ系葉っぱがあって目にあったら?
地面直なら良いのにレイアウト物があって頭を打ったら?
…とさすがにここまで心配をしだしたらキリがありませんが、ヒョウモントカゲモドキにとっては物があればそれが「リスク」となりやすいです。
人間のエゴでいろいろレイアウト配置したい気持ちは私もありますし、実際いろいろやりましたが…
「安全性」を第一に考えるなら実際に飼ってみて…レイアウトはシンプルが一番!…となりました。加えて………
メンテナンスが超楽!
と、いう副産物もあります(笑)
特に初めてヒョウモントカゲモドキを飼うと言う方は、最初から「コテコテ」レイアウトにすることなく、最初はシンプルに、慣れてきたら少しずつ、その生態を行動を考えた上で…
見た目の良いレイアウトにしてあげることをオススメします。
いろいろ書いてきましたが、ヒョウモントカゲモドキ(レオパ)を飼う上でレイアウトを楽しむことも、楽しみの一つであることは間違いありませんが…
「あらゆるリスクを考えると」「安全面を考えると」、このようなシンプルなケージレイアウトも良いのでは?と頭の片隅で思って頂けると幸いです。
コテコテレイアウトは後からでもできますからね^^!
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