レオパの餌の頻度の話を、ブリーダーさんとは違った「いち愛好家」の意見としてご参考になる方もいると思うのでご紹介します。
私は現在レオパ3匹(ヒョウモントカゲモドキ)、ニシアフ1匹(ニシアフリカトカゲモドキ)を飼っています。それぞれに個性があって面白いです。
ベビー、ヤング、アダルト、夏、冬…それぞれ餌の頻度・量に違いがあるので、ひとつの目安としてご覧頂けると幸いです。
レオパ、餌の頻度~成長~
レオパを飼育している方なら、なんとなくベビーの頃は毎日食べなくなるまで、アダルトになる過程で2日に1回、3日に1回と減らしていく……という、餌の頻度の話を聞いたことがあると思います。
ベースは私もその感覚でいて、あとは生体によって…だと思います。
アダルトでお迎えしたレオパ
私は最初のレオパはアダルト(1歳)でお迎えして、その他レオパ2匹、ニシアフ1匹はベビーからお迎えをしました。
アダルトのレオパは餌の頻度として先ずは3日に1回与えるよう教えて頂き、徐々に4日、5日と空けています。というのもアダルトとしてお迎えしましたが食べたいだけ与えていたらまだ体重が増えていきました。
ブリッブリのレオパは可愛く見えますが言ってしまうとただの肥満。短命になるだけ…と言う事を聞き、「健康美」であって欲しく徐々に餌の感覚を開けていき、お迎えしたのが1歳、2歳半の現在は週に1回の頻度で餌をあげています。
ちなみに、私はレオパをお迎えした爬虫類カフェで与えていた、
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レオパブレンドフードを愛用していますが、現在4匹全てのレオパ・ニシアフがバクバク食べています。(飽きないように他の人工餌も与えています)
ベビーでお迎えしたレオパとニシアフの餌頻度
次に、ベビーとしてお迎えした2匹のレオパと1匹のニシアフについて、それぞれ成長過程での餌の頻度についてご紹介します。
最初にお迎えしたベビーはニシアフでした。
この子はイベントでお迎えしたのですが、もともと生餌で育てられたと聞いていましたが、お迎えした翌日最初の給餌で、先ほどご紹介したレオパブレンドフードを与えてみたところ…
バクッ!
なんとためらいもなく人工餌を食べてくれ、その後も食べてくれている孝行娘です。
お迎え当初から2か月は毎日、それ以降は1日おきにが1か月、2日おきにが半年、以降3~4日おきにが続き、お迎えした当時2か月のベビーでしたが現在1歳半で、やはり週一の給餌、といった頻度で餌を食べています。
次は、ベビーでお迎えしたレオパは2匹、トレンパーマックスノーとスーパーマックスノーの子です。
トレンパーマックスノーの子が…「本当に」ご飯が大好きで、「食べるだけ」ベビーの内に毎日上げていたので餌の頻度=毎日なのですが、半年になる前に50gを超えてしまい、先のオーナーさんに相談したところ間隔を開けるように(健康の為)言われ…
毎日こちらを首をかしげて眺める餌待ちの動作に耐えに耐え、餌の頻度を落としました(それでも順調に大きくなってしまい今では70gオーバー)。
途中この引越しも挟み、3日おきの頻度の給餌が突然1週間空いたので、引っ越し後の食事はちょっとだけ奮発して食べさせてあげました(笑)
お迎え当時は2か月、現在9か月で週一の頻度で給餌しています。常に腹ペコ。
最後はスーパーマックスノーの子です。
上記トレンパーマックスノーの子よりベビーのころ食が細く、レオパブレンドフードもトレンパーマックスノーの子の半分(TM:2粒、SS:1粒)しか食べませんでした。
ただ頻度としては毎日「餌くれ!」と意欲あり毎日食べてくれていました。徐々に食べるようになり2粒、現在5か月で30gになり2日おきに3粒食べています。
レオパ餌の好み・人口餌
生まれて半年経つ前に50gあったトレンパーマックスノーの子は何だったんだろう、、、本当になんでも食べました。
私は基本人口餌で育てていて、レオパにも人口餌の好みがあると感じています。もちろん生餌が一番だとは思いますが、栄養バランスとれていて、保管が楽な人工餌は強い味方ですよね!
その分「食べすぎる」と栄養過多になって太る…ということでしょう。
レオパの餌の頻度とは違いますが、それぞれの人口餌の好みとしてまとめておくので「好み」に関して参考にしてください。
◎大好き・〇好き・△仕方なく食べる
として記します。
現在私はレギュラー品として先ほどご紹介したレオパブレンドフードと、
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こちらのレオパドライと、レオバイトという粉を水入れて固めてあげる人口餌を利用しています。
レオパC(トレンパーマックスノー)が物凄い早さで大きくなった子なのですが本当に好き嫌いなくなんでも食べます。
こうやってみるとレオパにも好き嫌いがありその違いが見えて面白いですね!
レオパ餌の頻度・冬
最後に、レオパの餌の頻度・冬に関してご紹介をします。
上記レオパ餌の頻度は「基本的に」です。当然レオパ自身の気分や、脱皮前後などは食べない日もあります。
また、「冬」も余程の腹ペコベビーでもない限り食が落ちます。
不思議なもので、暖突や温室、パネルヒーター等で温度を保っていても、冬になると食欲が落ちてきます(いくら器具で温度を保っていても多少の寒さは感じるということなのでしょうか)。
上記、アダルトレオパA,ニシアフBともに1か月近く何も食べない時もありました。
めちゃくちゃ焦りましたが、胴体は多少やせた感あるものの、尻尾はぷりぷりしていたので、慌てず・騒がずしていたところ…暖かくなってからまた食欲が戻ってくれました。
逆を言うと夏場にアダルトレオパが2週間、3週間何も食べないと環境が大きな問題になっている可能性があるので、温度・湿度・明るさ・餌など環境を早急に整えてあげることをオススメします。
まとめ
レオパの餌の頻度に関して、成長につれて・季節に関してを書きました。
おそらくブリーダーさんなど何百とレオパと接している方は違った見解があるかと思いますが、一般人の感覚だからこそ伝わるものもあると思いご紹介をしました。
身も蓋もない事ですが、結論は「生体次第」です(苦笑)
成長の過程、季節、性格(個体)によって餌の頻度も量も違うということです。ただ、ひとつの例・指標として知りたいということもあると思うので、ご参考にして頂ければと思います。
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